夏の代表的な星座として知られ、美しい「S」字の形をしています。

神話では、オリオンを刺し殺したのがこのさそりといわれます。

さそり座のα星は、よく知られている赤い星「アンタレス」です。
アンタレスは、アンチ・アレス(火星に対抗するもの)からきた呼び名です。
また、アンタレスは、さそりの心臓とところに光ることから、ラテン語でコル・スコルピオ(さそりの心臓)といい、中国では青竜の心臓として心宿と呼ばれています。

β星アクラブは「さそり」
δ星ジュバは「ひたい」
λ星シャウラは「毒針」
υ星レサトは「針」

をそれぞれ意味します。

私は、宮沢賢治の小説「銀河鉄道の夜」にでてきたさそりの話が、すごく印象的でよく覚えています。