おとめ座の南に4つの星がいびつな四角形を描いています。この図には入っていませんが、すぐ左上(北東)にスピカがあります。

α星アルキバは「テント」
β星クラズは「?」
γ星ギエナは「つばさ」
δ星アルゴラブは「カラス」
ε星ミンカルは「くちばし」

神話によると、この烏はアポロンの使いで、翼は銀色に輝き人の言葉を話せたと言います。しかし、うそをついた報いで翼は黒くなり、ただカーカーと鳴くだけになったそうです。

おとめ座とカラス座の間に系外星雲M104がありますが、これはソンブレロ帽子のような形をしていることから、ソンブレロ星雲と呼ばれます。