おうし座はオリオン座の北西にあります。
神話ではこのおうしは大神ゼウスが化身した真っ白な牛を示しています。

牡牛座のα星はちょっと赤みがかった色のアルデバランですが、この名前はアラビア語のアル・ダバラン(後に続くもの)からきた名でプレアデス星団(すばる)の後から上るところからついています。

β星ナトは「突くもの」

プレアデス星団はおうしの肩先に見える散開星団であり、肉眼でも6個ほどの星が集まっているように見えます。神話では個々の星々には、ケラエノ、エレクトラ、タイゲタ、マイア、ステロペ、メロペ、アルキオネという名がついています。
そういえばアルキオネと言う名の車がありましたね。

このプレアデスに対して、おうしの顔の部分に当たるV字形の星の群を、ヒアデス星団と言います。