大座礼山 1588m (2003.6.17)

ここのところずっと雨模様。今日も晴れそうにない。
三嶺に行く予定だったが、霧の中のブナに会いに行くコースに変更した。

林道入口に車をとめ、谷をわたり登山口へ。付近は工事中。
登山口には新しく棚が作られていて、土とスコップと紙袋が置いてある。
大川村ふるさとむら公社が「ブナの根が地表に出て弱ってきているから、ここの土を
一握りでももっていってブナの根にかけて欲しい」旨を紙にかいてはってあったので、
ブナの原生林を守るため、持って行くことにした。
登りはじめは急登が続く。石墨山に比べたら平気だなんて思いながらがんばると、
ゆるやかな道になる。大小いくつもの沢を越える。今日は水量が多い。
一時間で井野川越。まっすぐ行かず、右へ。ややきつい登りを15分ほどいくと、ブナが
次々と現れた。枝を大きく広げた巨大ブナ。その存在感に感動を新たにする。
天気も悪いし、今日は頂上まで行かず、ここまで。ブナの横で昼食を食べ、下山。
小雨の中、ブナとの再会のため歩いた、充実の一日。

一回目の大座礼山へ

大きな沢を三つ渡る。