つがみ森城 (別名 つかみ盛城)
築城年
築城者
城の形状 連郭
現存物 郭 土塁 碑 祠
所在地 喜多郡内子町大久喜
中央の鉄塔が主郭 主郭裏の碑
 
主郭背後の祠 土塁
標高140m。神南山から東に伸びた尾根先の高台に位置する。
城の南北は深い谷になり、ほぼ独立した丘陵となっている。
主郭は10m?10mほどで、現在鉄塔が建ち、破壊されているが、南側に土塁が一部残る。
東に1m下がって細い段を挟み、さらに2m下がって10m?20mのニの郭。
さらに6m下がって3の郭と続く。そこから下へも幾段もの平地があるが、畑として利用されて
いたこともあり、どこまでが郭であるか判別つき難い。
主郭の西には5m下がってもっとも広い10m?32mほどの郭があり、祠と碑、墓がある。
その先は堀切があったであろうと思われるが、大規模な土地造成に伴い、消失している。

龍王城の支城。詳細不明。

県道229号線の山王橋からすぐ西に見える尾根がそうだが、3つのルートがある。
登ったのは城の北側の小川右手の山道から墓地を抜け、砂防ダムの裏を廻り主郭まで
14分。下りは城の尾根沿いの道で人家裏の墓地にある小屋裏に出た。
どちらも道の状態は悪い。
城のすぐ北にある市道から鉄塔への点検路があると思われ、これが一番楽だろう。

参考資料
日本城郭大系(新人物往来社)
愛媛県中世城館跡(愛媛県教育委員会)
伊予の古城跡(伊予史談会)
只海村シリーズ 菊が森城(別名・丸山城)址と若一皇子神社(季羽 哲二/著)


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