天使の都 バンコク 家族旅行2006

 

日 程 : 8月19日(土)〜8月23日(水)

訪問国 : タイ王国(バンコク)

 

今回は、ソウル経由バンコク行き、高松空港からの出発で、非常に便利でした。同じくソウル経由シンガポール行きの人も一緒に出発。いつかはこの便を利用して、シンガポールへも行ってみたいものです。長女が大学受験なのにいいのかなと思いながらも、家族のお思い出づくりのためにいざ出発。

 

タイランドの豆知識を…。

タイ王国(Kingdom of Thailand)、首都バンコク、正式なタイ語の名前は、「タルンテープ・プラマハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンターラーユッタヤー・マハーディロック・ポップ・ノッパラット・ラーチャタニープリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット」。国土約51万4000平方qで日本の1.4倍。ミャンマー、ラオス、カンボジア、マレーシアと国境を接する。熱帯性気候。平均温度29度。6〜9月は雨期。人口約6,000万人。民族はタイ族、中華系、モン・クメール系、マレー系、ラオス系、インド系。立憲君主制。国王ラマ9世 プミポン・アドゥンヤーデート国王陛下。タイ語。通貨バーツ、補助貨幣サタン(旅行中に見かけることはなかった。)。1バーツは約3円強。

 

8月19日(土)

10時20分高松空港に集合して、出国手続きを。

12時25分、OZ165便にて高松空港より空路、韓国のソウルへ。ソウル(仁川国際空港)着14時10分。(ソウルで3時間程乗り換え待ち時間があり、空港内の免税売店をウインドショッピング。結構楽しい。)タイ行きに乗り変え、17時30分、OZ741便にてバンコク空港(ドンムアン国際空港)へ、20時50分に到着。今回3泊をするバイヨーク・スカイ・ホテル(BAIYOKE SKY HOTEL ・ 222 Rajprarop RoaRajtheveeBangkok)へ。

このホテルの84階にはバンコク市内を一望できる展望台があったが、帰国するまでに一度も上れなかったのが残念であった。しかし、毎日の朝食は75階と76階で、食事の他に展望を楽しむことができた。

 

8月20日(日)

ホテルにて朝食後、バンコク市内の観光とショッピング。(道路の所々にプミポン国王の写真があちこちに。国旗もはためき、お寺も僧侶もよく見かける。信仰深い、国を愛する国民性が随所に伺えて、気持ちが良い。行き交う人の7割くらいが黄色いTシャツを着ており、話によると黄色は王様の色であるとのこと。今年は特に60周年にあたるため、多いのだそうだ。)

バンコク寺院めぐりの最初のお寺は、ワット・アルン。三島由紀夫の小説のモチーフにもなった「暁の寺」。チャオプラヤー川を渡し舟(ロングテイルボート)で向こう岸に渡りお参りする。高さ81mの大仏塔は表面に色とりどりの陶器(モザイク)が埋め込まれている。塔の上部には、3つの頭を持つ象神(エラワン)の上にインドラ神が乗った像が安置されている。仏塔を神、人間、モック(猿)、ヤック(鬼)が支えている。塔は2段目まで上れる。夕焼けと夜景の中で眺めるワット・アルンは絶景であると聞く。ガイドさんにマンゴスチンを買って頂く。日本では冷凍ものしか見かけないが、タイでは今の時期とっても美味しく、安いそうだ。果物好きの私には嬉しい限り。とってもおいしかった。

 

タイ建築の美とタイ最高の格式を誇るエメラルド寺院、ワット・プラケオ。入口での服装チェックがあり、ノースリーブや短パン、ミニスカート、サンダル履きは不可である。翡翠の本尊を祀っているので、エメラルド寺院と呼ばれている。歴代の王が建てた美しい建造物が建ち並んでいる。また、隣接する王宮は、ラーマ8世までが国王の住まいとして使っていた。

タイの寺院では「ラーマキエン」の物語に出てくる(ラーマ王子、シーダ紀、ハヌマーン、キンリー、トサカン、マッチャー、ヤック)人物や生き物がモチーフとなっている像をよく見かける。

 

シルク民芸品店(ハンカチを購入)、黄金仏寺院 ワット・トライミット。高さ3m、重さ5.5t、金の純度60%のまばゆいばかりの仏像。時価120億円とも言われている。チャイナタウン宝石店(子供たちに記念として買いように進めるが、趣味が合わないらしい。二階の雑貨店で、猫目石の数珠等を購入)、健康食料品店(数点錠剤のものを購入、1個1万円程度と高い)。

タイ式マッサージのソフト版を2時間、家族みんなで体験。1人3,000円と安い。物価の違いか。チップは100バーツが必要。

夕食はタイ風しゃぶ料理。別料金の飲み物はココナッツを注文。長女はこの旅行中、西瓜ジュースばかりを飲んでいた。

バイヨーク・スカイ・ホテルのすぐ前が、プラトゥーナム・マーケット(ナイトバザール)。軒を連ねと言っても簡単なテント張りの露天で、朝には跡形もなく、夕方になるとマーケットが出現する。従って毎回少しづつ店の順や形が違っている。主に衣類が多く、Tシャツやパジャマ、下着、靴、その他いろいろな雑貨も小物も見かける。お祭りの屋台のようでワクワクする。

値段も交渉でき、その駆け引きがまた面白い。(Tシャツ、チャイナシャツ等を購入。日本の1/4程度)

 

8月21日(月)

ホテルにて朝食後、ダムヌン・サドゥアク・水上マーケットへ向かう。途中、ココナッツファームに立ち寄り、ココナッツ砂糖や民芸品の土産品を見る。

水上マーケットまでは、小型のロング船外機附きモーターボートで約20分走り、気分を盛り上げたニクイ演出。終点では水上マーケットの合体したバザール会場があり、土産物を中心に、衣類、装飾品、置物、食べ物、カバンなど、面白く、活気がある。ここでは小物の額絵と仏頭の置物などを購入。

 

昼食はタイ料理。レストランのトイレの案内板がクレヨンしんちゃんとミニーちゃんでした。

ローズガーデン観光では、象乗り(象の背中に乗るのは初めて、のっしのっしと揺れる足取りはしっかりしている。)、像のショーと民俗芸能カルチュアルショーを楽しむ。

中国料理の夕食は海鮮料理専門店。(小泉総理も来店して食したと、写真が数点展示。)プー・パッ・ポン・カリー「蟹のカレー炒め」だと思うが、とっても美味しかった。

夕食後とナイトバザール(スアンルゥム・ナイト・バザール)を散策。2002年に開設されたバンコク最大規模のナイトバザール、1坪位の店が碁盤の目のようにぎっしり。ヒラリー・ダフのCDを購入。

 

8月22日(火)

ホテルにて朝食後、バンコク市内観光に出かける。

ワット・ポー(涅槃寺)の大寝釈迦像は、レンガと漆喰で造形され、それに金箔が張られており、堂内一杯に横たわる釈迦像全体を見渡すことは難しい。偏平足の足の裏は螺鈿細工でバラモン教の宇宙観を現している。またここは、タイ式マッサージの総本山でもある。タイ2日目の夕方に2時間のマッサージ体験をして大変満足。

 

パーククローン市場は花市場。仏さんへのお備えや祝いの花など。その量の多さに納得。

昼食後、世界遺産、アユタヤ観光へ。ワット・プラ・マハタートは、木の根元で慈悲深い表情で眠る仏頭で有名な遺跡の一つ。ビルマ軍の侵略により、廃墟となり頭部のない仏像が寂しく残っている。1956年に修復され現在の姿になった。ワット・プラ・シー・サンペットは、かつてアユタヤで最大規模を誇った王室専用寺院跡。1491年に建てられたもので中央に3基のスリランカ様式の大きな仏塔が並んでいる。アユタヤ王朝の3人の王の遺骨が納められている。

夕食は、日本人が経営しているレストランで、アユタヤ料理を堪能。そして、最後の観光として、アユタヤ遺跡のライトアップ鑑賞。昼間とはまた違って幻想的。古に思いは馳せる。

その後、ドウムアン国際空港へ。そして、出国の手続きを。

 

8月23日(水)

午前2時発、OZ744便で空路、ソウル(仁川国際空港)へ。

12時30分OZ166便に乗り継ぎ、高松空港へ。

到着後、入国手続きを。高松税関はスムースに通過。

 

今回は、高松発着の利便性も伴って、快適に旅行を楽しんだ。出発前の心配も取り越し苦労に終わったが、それくらいの用心がちょうど良かったのかもしれない。

さて、次はどこへ行こうか。家族との思い出づくりの旅行を…。