いいお天気。いつものように三頭トンネルを通って貞光へ。438号線で見ノ越に向かう。
剣山スキー場すぎから霧氷。塔ノ丸はすごい！キラキラしてきれい。
今日の夫婦池はスケートリンク状態。次郎笈は2週間前よりは雪が少ないようだ。
ノーチェーンで見ノ越に着く。徳島ナンバーの車2台。

剣神社の石段をのぼり、簡易宿泊所の横でアイゼンをつける。
新しい看板ができている。（頂上まで4000ｍ）
雪は多いが、かたくしまっている。（所々深く踏み抜いている、この人はたいへんだった
ろう）陽射しが強い。長袖シャツ一枚になる。
西島リフト駅から上は刀掛けの松コースを行く。ありがたくトレースをたどって歩いたが、
夏の道とは違うように思った。（鉄の階段は初めて）三嶺の美しい山容を見ながら歩く。
頂上近くになると、霧氷の花、花。青空に映えて美しい。足を止めてながめたり、写真を
撮ったりして、なかなか頂上にたどりつけない。（早く次郎笈も見たいのだけれど）
（途中、カメラのシャッターを頼まれたが、頂上ヒュッテの新居さん夫婦達だった。）

頂上に着いても、風がなかった。いつも風が強いのに珍しい。ミヤマクマザサは雪に
おおわれていた。今日は展望もすばらしい。三嶺・天狗塚、矢筈山・黒笠山・国見山・
寒峰、遠く石鎚連峰、塔ノ丸・丸笹山・赤帽子山、一の森、そして次郎笈。
雪の次郎笈は高貴で凛々しい。ジロウギュウ峠から丸石、高ノ瀬、三嶺までの白い稜線が
美しい。（とうてい無理だが）三嶺まで縦走している自分を想像する。
遅い昼食をすませると、ぽかぽかうたたね。（今日のは2月の最高気温ではないだろうか。）
下山して、三嶺に沈む夕日を見た、今度は三嶺…と思いながら。

帰り車の中から、濃いオレンジの｢月」を見た。こんな色は初めて。上に上がるづつ白く
なった。自然の美しさをいっぱい見ることができた、感動がいっぱいの、贅沢な一日。