六甲山  931m (2005.5.16)

阪急芦屋川駅〜高座の滝〜芦屋ロックガーデン中央尾根コース〜風吹岩〜雨ヶ峠

〜本庄橋跡〜七曲り〜一軒茶屋〜六甲山三角点〜有馬

♪六甲おろしに颯爽と〜♪ と長年歌っていたが、六甲山に登ったことはなかった。
娘が神戸に住みはじめたのをきっかけに、六甲山系デビューを計画。
てるみさんに芦屋ロックガーデンを教えていただき、芦屋川駅〜風吹岩〜岡本駅の
コースを歩く予定にしていた。が、主人は風吹岩から六甲山頂まで登り、有馬に下りると言う。
主人(亥年)はイノシシのように、一度決めたら突き進むのみで、軌道修正(発想転換)
できない人で、いつもたいていのことは私は従うのだが、体力がないのと下りのひざ痛の
こともあり、不安と期待の山歩きとなった。

娘の所で朝食をすませ、電車で3駅で、芦屋川駅。ここから歩き始める。登山口まで、なんと
近いことか。四国の山に行くときは登山口まで車で2時間や3時間は普通なのに。らくだなぁ。

花時計のところから、川沿いに歩く。所々に滝への看板があるのでわかりやすい。
高級住宅地を過ぎると、突然森の静かな道となる。(桜の時期はいいだろうな)
イノシシに食べ物を与えないで!という看板があった。会ったらどうしよう(結局会わなかった)
茶屋が見えてくるとその奥に高座の滝があった。滝の横には近代登山の父藤木九三様の
レリーフがあった。茶屋は二つあり、なつかしさただようレトロな雰囲気。
滝の先がロックガーデン。風吹岩まで中央尾根コースを行く。すぐに岩稜歩き、おもしろい。
鉄塔のところで小休止、展望を楽しむ。一つ二つ三つ目の鉄塔を過ぎると、
大きな岩が。風吹岩(447m)着。ここで大休止、眺望を楽しむ。風も気持ちいい。
岡本駅から上がってきた方が「明石大橋まで見えるよ」と教えてくださった。
人気コースなのだろう、平日なのに次々とハイカーが上がって来る。
ここからは森林浴をしながらしばらく歩く。途中芦屋ゴルフクラブを横切り、上がったところが
雨ヶ峠。峠のベンチで大休止していると、幼稚園児がいっぱい上がってきた。東おたふく山へ
行くそうだ。峠分岐を右に行くと東おたふく山方面。私たちは左の道を行く。
本庄橋跡のところで、昔の地形図を見たりして小休止。休んでばかり。
何人の人に先に行ってもらっただろう。超スローペース。
標高350mをがんばって上がると、一軒茶屋のところに出た。すぐ横に車道が通っている。
車道を渡り、トイレの横を上がると、頂上、やっと着いた。登り始めておおかた5時間。
またここで大休止。眺望を楽しむ。地理に詳しくなくて残念だが、大阪ドームらしきものは確認
した。六甲山最高峰標柱のところで記念撮影。
帰りは有馬方面へ魚屋道を下りる。ゆるやかな歩きやすい道。でもひざが痛みだし、ひざを
かばいながら歩いた。シロバナウンゼンツツジがきれいだった。1時間半かかって、
有馬温泉街に下りて、「金の湯」で茶色い湯につかり、バスで芦屋川駅へもどった。

初めての六甲はいきなりハードな山歩きになったが、なんとか歩けてよかった。
神戸のハイカーは歩くのが早く健脚だと思った。普段もよくあるいているのだろう。私のような
田舎ものはすぐ車に乗るから足が弱いんだろうな、もっと歩いて鍛えないと、六甲の山に
受け入れてもらえない、かな?まあマイペースで、また気楽にハイキング楽しみましょう、
ということで・・・。

分岐には場所表示の119番プレート

高座の滝

ハリエンジュ

ロックガーデン

ロックガーデン(風吹岩より)

風吹岩

風吹岩(447m)からのながめ

雨ヶ峠

チゴユリ

六甲最高峰の標柱があるところ