三嶺 1893m (2003.5.19)

あこがれの三嶺に登れることになった。Oさんがいっしょにいってくれる。
三頭トンネルを抜け、見の越まで何回か通った道。今日はそれを過ぎて439号線をずっと行く。
名頃から未舗装の林道を4km走り、終点に車をとめる。頂上まで2.8kmの標識。

新緑の中を歩く。ややきつい登り。1517mの小ピークを過ぎると、平尾谷からの登山道と
合流。ダケモミの丘と呼ばれているそうだ。一つ目の水場を過ぎ、少し行くとまゆみの木。
(たぬきのかんざし 樹齢300m)花は咲いていない。(花も実も見てみたい)
少し歩くと、見晴らしが良くなる。剣山までの山々がよく見える。
二つ目の水場を過ぎると、笹原の道。登山道はそうでもないが、笹原の傾斜は急だ。
コメツツジがとても多い。白い小さな花が咲いた頃、紅葉の頃を想像しながら歩いていると
突然、池に出た。右は小屋、左300m頂上の標識。
ミヤマクマザサ、コメツツジ、池…すばらしい景色。広々としている。
頂上まで、何度もふりかえって眺める。
頂上に着くと、西に西熊山、天狗塚。東は剣山までつづく山々、すばらしい展望。
壮大は眺め、高度感、眺めはあきない、ずっといたい・・・。
(天狗塚へ4.7m、剣山へ17kmの新しい標識があった)縦走もいいだろう。
Oさんは2月に雪の三嶺に来ている。池に向かって傾斜をそりすべりした話などを聞いた。
何回も来たい山だ。三嶺は私の想像以上のいい山。でも頂上に向かう道の遭難碑は山の
きびしさも物語っている。
下山後、439号線を大歩危方面にまわって帰った。
初三嶺の感動は忘れられない。Oさんに感謝の一日。

   登山口まで  車3時間
   登山口(40分)分岐(25分)まゆみの木(50分)山頂
   下り     1時間20分

登山口すぐのトチの巨木

ギンリョウソウ

西熊山、天狗塚

剣山への縦走路

頂上付近より池を望む 
 (小屋のむこうに剣山、次郎笈)

Oさんの写真(2003.2.14)