山の会の人がおすすめの山。シロヤシオ（ゴヨウツツジ）の巨木がある山。
ゴヨウツツジは愛子さまのお印にもなっている純白の清楚な花。

南国ICをおりてＲ32、Ｒ195で物部村へ。大栃橋を渡り、ダムの橋を渡って右折。
村道楮佐古線を走る。5ｋｍほど走ると、未舗装に道。未舗装となってからの10ｋｍには
1時間も要してしまった。途中の三さ路を右へヘアピンに曲がり（左は管理道）次の三さ路に
つきあたると(林道川内京柱線の起点の分岐）高板山の案内板があった。
ここに車を止め、三さ路分岐から登る事にした。
左へ行くと豊永峠を経て大豊方面、右へ行くと林道終点がもうひとつの登山口。

雨が降っているので、車の中でおべんとうを食べ、レインを着て歩きはじめる。
少しきつい登りのあと、尾根にでた。さっそくシロヤシオの木。5枚の葉っぱがわかりやすい。
残念ながら、花はあまり付いていない。昨日の雨風で吹き飛ばされたようだ。
白い花がいっぱい落ちている。シロヤシオがとても多い。木に白い花がいっぱい咲いている
様子を想像しながら歩く。上ばかり見ていると足もとが危ない、アップダウンの多い道。
奥の院の祠を過ぎ、また下り、登りかえすと頂上。展望はあまりきかない。
ここから岩が増えてくる。と、突然大きな岩、四国岩が目の前に立ちはだかった。どうしよう・・
と思ったら、左へ巻いてとおる道があった。この辺は眺めがいい、北も南も山並みが見える。
南は大栃方面から太平洋まで望めるそうだが、今日は雲で海までは見えず。
このあと岩の間をすりぬけたり、ロープにつかまっておりたりと変化に富んだ道。
「アドベンチャーやなぁ。」と言いながらおりるが、雨の後なので、すべりやすく気が抜けない。
林道まで下り、林道終点から2ｋｍぐらい歩いて、車のところへ戻った。林道歩きも、どんどん
晴れてきた山々を見ながらで、あきなかった。
シロヤシオ、純白の清楚な花に出会えたさわやかな山歩きだった。