寒風山  (2004.12.6)

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寒風山か笹ヶ峰どちらに行こうかと194号線下津池まで迷っていた。
ひざに自信はないけれど、なんとか丸山荘まで行きたい気はあったが、主人に決めて
もらった、行き先は寒風山。

登山口までは雪もなく、2時間で登山口到着。
駐車場に車10台。平日なのに多いなぁ。寒風山、伊予富士どっちにいっているのだろう?

登り始めるとだんだん雪が増えてきた。やわらかい雪で、アイゼンは不要。
ゆっくりゆっくり歩く。風もなく、寒さは感じない。50分で桑瀬峠着。
西条側は霧氷がついている。峠からは寒風山方面へ。
空は真っ白、青空だときれいだろうなと想像しながら、10分ほど行くと山の斜面の霧氷が
きれいに見えるお気に入りの場所に着いた。そこらじゅうでカメラマンが三脚を立てていて
びっくり。青空待ちか、北からの風待ちか、ガス待ちか、じっとその「時」を待っている。
私たちは山頂へ。
霧氷の白に空も白の真っ白の世界を歩いていると、だんだん晴れてきて、そして
待ってましたの青空。あちこち写真を撮りながら、なかなか山頂にたどり着かない。
両端から霧氷のついた木がせりだしているお気に入りの場所を通るときには青い空と白い
霧氷のコントラストの美しさに感動した。以前もこの場所は霧氷がきれいだったけれど、
風が強くて痛くて、目だし帽をかぶったが、今日は風もなく、陽射しがやさしい。
山頂に着くと、笹ヶ峰方面も良く見え、赤石山系も見えて、展望もすばらしい。
石鎚は瓶ヶ森に隠れて見えないようだ。霧氷を手前に瓶ヶ森を写す。
寒さを全然感じなかったので、ゆっくりお弁当を食べたり、笹ヶ峰への縦走路を少し
歩いたり、記念写真を撮ったりして、山時間を楽しんだ。
が、ゆっくりしすぎたらしい。
気温があがったせいで、霧氷はみるみる融け始め、ぽろぽろと上から落ちてきて
白かった枝はただの枝に。ああもったいない、という感じ。
登りとはちがった景色にとまどいながら、ゆっくり下山。