次郎笈 (2004.9.20)

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2ヶ月ぶりの山。
剣山でゆっくりしようと、行きしに頂上ヒュッテに電話したら、OK。初めて泊まることになった。
リフトの片道券を買い、リフトで西島へ。あとは尾根道コースで30分でヒュッテに着いた。
荷物を預けて、次郎笈へ。

剣山の頂上は木道が三角点のところまで伸びて、木のベンチがところどころにつくられ、便利
すぎるほど。笹の保護、育成のため、木道をめぐらす必要があったのだろうが。
頂上から次郎笈方面に少し下がった大きな岩のところで、昼食。ここからながめる次郎笈の
姿はいつ見てもいい。大好き。
雨が降ってきそうなので、次郎笈に急ぐ。祝日のため、人が多い。山慣れていない普段の
格好の人も多い。この人たちは山の魅力にとりつかれるのかな、それともこれっきりかなぁ、
いろいろだろうなぁ。

次郎笈頂上からはスーパー林道がよく見える。コメツツジは紅葉が始まっており、うれしい発見。
あっという間にまわりは白くなり、帰りを急いだが、雨がポツポツと。
止みそうにないのでカッパを着る。

剣山頂上から、背の高い人2人がおおきな荷物を背負って降りてくる。
あいさつすると外人さん男女。日本語で聞けば、「ジロウキュウ、ミウネ」と言う。これから縦走
らしい。「がんばってください、お気をつけて」といって見送った。雨の中、たいへんだなぁ、今晩
どこで夜を明かすのだろう、お天気になるといいけれど。

夕食時になっても雨は止まず、風も出てきて、夕日はダメ。
新居さんのアルバムを見せてもらったり、今年の富士登山の話を聞かせてもらったり、
剣山のビデオを見せてもらったりして、長い山の夜を過ごした。
明日は4時起きで朝日だ!と早めに寝たが、雨の音と風の音がひどく、何回も目がさめて
熟睡できなかった。