1ノ森 (2004.9.21)

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朝4時に携帯の目覚ましが鳴った。
起きて外を見ると、星が出ている。北斗七星、オリオン座(これくらいしか知らない私)
昨晩の雨風がうそのよう。日の出が見れるかもしれないと、準備をする。
着込んで、5時すぎに外に出る。
か、風が強い。立っていられないほど。
か細くないので、吹き飛ばされなくてすんだが。(果たして喜んでいいことなのか・・?)
踏ん張ってカメラを構えても揺り動かされる。三脚は飛んでいきそうなのでパス。
雲は赤く染まってきれいだったが、お日様は厚い雲の中、まだまだ出てきそうにない。
日の出はあきらめて、三角点のところに向かう、目当ては朝焼けの次郎笈。
次郎に朝のあいさつ。笹の緑がきれい。
かがんで、次郎にお日様が当たるのを待つ。
塔ノ丸にお日様が当たりだした。次に次郎もお日様に照らされて輝きはじめた。
笹の緑がまぶしい。

朝食をすませ、新居さんの奥様と立花さんににお礼を言ってヒュッテをあとにした。
丸石方面に行こうかとも思ったが、朝は一ノ森がきれい!との奥様のすすめもあり、
一ノ森経由で山を下りることにした。
青空。振り返ると次郎笈と剣山が並んでいる。あいだにはうっすらと三嶺が見える。
50分ほどで一ノ森山頂のところに着いた。立花さんに「三角点は南にいったところ」と
きいていたので、南に行ってみる。
槍戸山方面に少し行くと三角点があった。白骨林の向こうに次郎笈と剣山のすばらしい
景色が広がる。お気に入りの場所になりそう。

一ノ森ヒュッテに引き返し、お抹茶をいただく。きなこのお干菓子もおいしかった。
こんないいお天気はひさしぶりと内田さんは槍戸山への往復もすすめてくださったが、
ゆっくり下山することにした。
お花畑から、追分方面に少し行って、原生林の中をゆっくり散歩。
行場付近では、お目当てのお花を探すと「待っててくれた!ヒメフウロ。」大好きな花。
西島で軽く昼食をとり、ゆっくりゆっくり下りた。
剣山ですごした山時間は27時間。

シコクブシ

ヒメフウロ

ジンジソウ

テンニンソウ