《五台山山行報告 2002/8》
==============================
[参加者] 会員 15人+子ども3人、ゲスト2人
合計 20人
**山行日** 8月4日 晴れ
**記 録**
8月の暑い日にもかかわらず、沢山の参加者でちょっと嬉しい。
早速、五台山西遍路道から登る。いきなり急な階段で、五台山を甘くみていたみんなはびっくりしたことでしょう。
でもすぐに落葉がふかふかの山道になる。ちょっと山登り気分に浸るが、それもあっという間で、牧野植物園南門に着く。
私の手違いで、15分位待っても稲垣先生が来ない。やっと正門で待っていてくれたことがわかり、皆で歩いて行く。向こうから、麦わら帽子をかぶった先生が迎えに来てくれた。椅子にふんぞり返っているような先生なら、迎えになんか来てくれないだろう(嬉しかったなぁ、お父さんみたいで)。
道の途中で皆と挨拶し、入り口から説明に入る。正門入口には標高1500mに位置する植物を、国営林から貰い受け、植栽している。窓口付近には、0mの海岸にある植物と続いている。川岸の植物を植栽するために谷川を作り、水は建物に降った雨をタンクに貯め、それを循環しているとか。
谷川には自然と同じように「魚」「タニシ」「シジミ」を入れ、それらが孵化を繰り返し、今では数も増えているそうです。
園にはおもしろい名前の植物として、「ショウベンノキ」「ネコノチチ」「ネコノシタ」「バクチノキ」があるそうです。
展示館のまわりは、牧野富太郎博士が命名した植物を植栽している。
そこに「スエコザサ」といって、奥様の名前をつけた笹がある。それを聞いて、あつかましくも片岡さんは「わたしは笹でなく、蘭にサチコランとつけてほしい」と言う。「それにはご主人に新種の蘭を見つけてもらわなくては」と言って笑う。
展示館の中にいつも博士の座っている像のある部屋に、その像がない。そばの黒板に「わしは企画展示館に行って留守をしておる。用のあるものは、企画展示館にいる。富太郎」と書いてあるのには、ちょっと博士らしい、ユニークな人柄がうかがえる。
また博士は俳句にも長け、【家守りし 妻の恵みや 我が学び】【世の中の あらん限りや すゑ子笹】と、奥様に深い愛情と永遠の感謝の気持ちを詠んでいます。
牧野植物園では、建物に使われている木材は、高知の間伐檜です。展示館の中にある椅子やテーブルにしても、高知の檜です。そして、作家も高知在住の人と聞く。また、照明器具も土佐和紙の中に博士の命名した実物の植物を一緒に漉いている。こんなところにも高知の牧野といったあくまで他に類のない牧野植物園を目指しているといった感じです(好きなんだナ!チェーン店ではなく、そこにしかないというこだわり)。
舞ちゃんが点字シールが反対になっているのに気づいた。今後の人たちのために先生に言う(舞ちゃんに感謝状)。
お昼からは、押し花コースとミニ八十八ケ所コースにわかれる。ミニ八十八ケ所コースは、私がしっかり知らないので、通り過ぎてたら、「ここにもあるわよ!」との声。「ごめん!!ごめん!!」と言いながら、汗ダラダラで、園内と竹林寺内を歩きく。下の茶店で、約束の時間までちょっと早いので「皆には内緒よ」と言いながら氷を食べる。体の中からヒンヤリ!!
アキニレの木の下で、押し花コースと合流。万華鏡・しおり・ハガキとそれぞれが作った作品を見せてもらう。なかなか色合いといい、押し花の構図がよかった。
最後にいつもつくってくれる葛目さんのケーキを皆でいただく。
暑かったけど、押し花で作品を作ったり、汗を流したりと、やっぱりポレポレの心やさしい人たちに触れる一日は良かったよネ・・・ありがとう!!
- 「ショウベンノキ」 切った時、普通の木より樹液が多い。
- 「ネコノチチ」 実がネコの乳房に似ている。
- 「ネコノシタ」 葉がネコの舌のようにザラザラしている。
- 「バクチノキ」 冬になると木の皮が全部剥れる。身ぐるみ剥れるという意味。
( 山行担当 隅田 玉子 )
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
元に戻る