《千本山(せんぼんやま)山行報告 2001/1》
たいてい集合場所に一番近い人が、一番遅く来るという方程式があるのかどうかわからないが、そんな自然の摂理に操られて、僕が集合場所に着いたときには、すでに参加者全員の談笑が響いていた。
早速車に乗り込み、一路登山口を目指す! Let's go!
天気予報では強風波浪注意報が出ていたような気がするが、あまり風もなく、空には薄雲がかかる程度で日暈(ひがさ)が虹のかけらを作っている。 ・・・っと筒井さんが言っていた。
55号線から別れ、安田川に沿って北上し始めた頃より、にわかに腹が痛くなってきた。小谷さんに近くのトイレを探してもらうよう頼んだが、そんなときに限ってなかなか見つからないものである。これもまた自然の摂理であろうか?
車の震動も手伝って、だんだん社内での会話の返事がうつろになってきたころに、筒井さんがトイレ発見! ふぅ〜、もう少しで肛門括約筋が筋肉痛になるところだった。 (^^;(冷汗たらぁ〜)
気を取り直して登山口へ!
馬路から魚梁瀬に抜ける道が、一昨年の大雨で崩れた道を迂回するルートとなっていたのだが、時間差片側通行の信号を見落としてしまい、対向のダンプくんに怒鳴られてしまった。
僕のお腹の都合で、登山口到着が9時45分となってしまい、準備や簡単な自己紹介を住ませて歩き始めたのは、予定より30分以上遅い10時5分となってしまった。 みなさんごめんなさい m(_._)m
エナガたちの声に見送られて、登山口から階段を数段下ると、安田川を渡る立派な吊り橋がある。「制限人数5人」の表示に従い中村グループが渡りきるのを待つ。
今日のサポートは、中村さんを酒井さんと筒井さん、林を兼松さんとそのお友達で初参加の鎌田さんである。
橋を渡りきり、階段状の道をしばし登ると、きれいな木道が始まる。まだできて間もない感じである。案の定2回ほど折り返したところで、工事の先端部に来て、足場が悪くなる。迂回路の表示があるので素直にそちらに流れる。
迂回路は、ルートもはっきりせず、倒木も多いので、中村さんもサポートもちょっと苦労している感じだ。
難所をクリアしたところで、歩き始めから50分経つので、休憩を取る。
再び歩き始めて10分ほどで本道に合流。「迂回路は疲れるだけ! 本道はナイス!」の表示に、みんなBooing. ブ〜ブ〜っ
本道はさすがに道幅もあり、傾斜も緩やか、ときどき根が入り組んだところもあるが、さながら美林の中の森林散歩である。
所々植林帯もあるが、ほとんどが雑木林の中に天然の杉の巨木がそびえているようで、それを聞くだけでもなぜかうれしくなる。
横山さんが藪肉桂(ヤブニッケイ)の葉を取ってきて嗅がせてくれた。のど飴よりも生緑っぽい臭いがした。
本道に出てから20分ほどで親子杉に到着。早速みんなで手をつなぎ幹周りを計ってみたが、だいたい4.5人分くらいである。50m近い体を、しっかりと根を張りがんばっている。隣の子杉も20mほど。早くお父さんに(お母さんかな?)に追いつけ追い越せ!
コースタイムで千本山(傘杉堂)まであと40分。もう少し森林散歩を楽しもう。
ほぼコースタイム通りに20分で八巻落しに到着。40〜50mの背高のっぽ。むち打ちの人も見上げるときには注意しましょう。カツラの人もね! (^_-
樹間に千本山山頂が見えるが、コースタイムであと1時間ほど。道もわかりにくいという情報もあり・・・、って、ほんとはもうお腹がすいたから、傘杉堂を山頂と思うことにした。
展望台からは魚梁瀬ダムや周辺の山が眺められる。そこに座り込み鍋にラーメンを突っ込む。
今日はラーメン以外何も持ってこなかったので、腹が張るか心配であったが、結局、なぜか鍋に4杯のラーメンが我が原に収まった。 筒井さんごちそうさまでした。
酒井さんの旦那さんと兼松さんは、食後の腹ごなしに千本山往復コースへ。
残った僕らは、陽がかげりだんだん冷えてきたが、かといって動くのもめんどくさい。仕方ないので口だけを動かしているのだが、その程度の運動では体は温まらない。
小雪も舞いだし、いよいよ我慢できなくなり、西山さんに残ってもらうことにして、彼らの帰りを待たずに、ゆっくり下り始めることに。 ・・・っと歩き始めたとたんに彼らがもどってきた。コースタイムの約半分で往復してきたのである。 (!o!)オオ!
下りはサポートチェンジ。中村さんを横山さんと西山さん、林を筒井さんと小谷さんである。
八巻落しに着く頃には、もう雪もほとんどやんでいた。山頂で写真を撮り忘れたので、ここで空に突き刺さった杉を見上げているみんなの鼻の穴をデジカメに納めることに。
中村さんもだいぶ山歩きに余裕が持てるようになってきたようで、会話をしながらどんどん下っていく。「今日は一度も転倒してないね!」っと誰かがぽつり。
迂回路との分岐を今度は直進。登りのときは工事のための迂回路だと勘違いしたが、どうもメインルートも通行可能であったようだ。分岐から30分ほどで木道が再開した。現在工事中の所ではちょっと難儀したが、それ以外は全く問題ない楽な道であった。1時間45分程度で無事下山完了。
兼松さんと蒲田さんは、今夜は馬路に民宿をとっているということで、ここでお疲れさまでした。 m(__)m
本隊は予定通り魚梁瀬温泉へ直行!
温泉はがらがらで露天もあり、ゆっくりとのぼせるまでお肌すべすべにすることができた。風呂上がりのごっくん馬路村、ううむ、これも絶品!