国広松代先生の詩 

  今、四国大学の二人の学生が国広先生が書き残した詩や
  学級通信などの資料を一生懸命に読んでいます。
  国広先生を全く知らない学生達なのですが、その詩や文を
  読むだけで、すっかり好きになってしまったようです。
  人としての温かさや、やさしさがしっかりと二人に伝わったことを
  とても嬉しく感じました。
  今年二人の学生は国広先生が作った通りの
  方法で詩集の復刻版を作りました。
   (学生達は自分の感想や井村のコメントをくわえて作りました。何部かは貸し出しが出来ますので、希望される方はご連絡下さい)
 国広先生の残された資料は
     1 子ども達のために作った手作りの絵本
     2 二人集たんぽぽの中の交換日記
     3 長年書き続けた学級通信
     4 指導案
     5 自作教具
     6 雑誌に掲載した原稿
     7 研究紀要の原稿
 等があります。

   残された資料のごく一部分だけの紹介をこのページで
   行ってきました。遅々たるペースですがこれからも紹介していこうと
   思っています。

.国広先生が教育実習中に書いた文章を発見しました(工事中)

平成13年学校便りの原稿
 風と水の中で
 一学期が終わりました。子ども達にとってどんな一学期だったでしょう。子供と一緒に感じることが出来た自然。生活することを大切にする学校だからこそ感じることが出来た風や水。それらを振りかえってみます。
 5月の緑の中を歩く。
    「まだつかんの」
    「ぼく疲れちゃった」
最初は聞こえていた声もだんだん少なくなって
目指すのは城山の頂上・・・・
 5月だというのに汗が流れる。
西先生のリュックにジュースがはずなんだけど
「やったあ、ついたよう」
一人二人・・・。子ども達が走り出す。
緑の中を風がわたる。
「涼しいねえ」
一人一人違った遊びをしながら、
一人一人違った風を感じている。