男の宝石


   (この文章は自分の思う事、体験した事、感じた事を記載したもので強いて言えばエッセイだろうか)

   私は宝石を身に着けようと思わなかったし、今も抵抗はある。ほとんどの日本男児がjewelryなど身に着けない。私が思うに女々しいのが嫌いなのだろう。じゃあなぜ題が「男の宝石」(本当は「男の○○宝石」であって○○は省略している)なのか?やっと序章が始まる。

   それは食事中、突然頭の中にやって来て浮かんだ。それはお皿である。陶器が jewelryへと変身するのである。お茶碗やお皿、湯呑等々これらの陶器類を、歴史の中で延々と使ってきたのはどんな理由からだろうか?それは、割れなければ長期間使用出来る。時間が経っても変質しにくい。使用した後、後かたづけが簡単で洗うだけで良い。こんな理由がすぐ思い浮かぶ。

    しかし理由はそれだけだろうか。私は陶器が何らかのパワーを放出していて胃腸の働きを活発にし、食欲をおう盛にしていると感じたのである。だからこそ歴史の中で延々と使ってきたのだ。又、胃腸が活発に働くという事は、頭の回転がハイレベルになっている。(断食中は胃腸の働きが鈍化し、眠くなり思考能力が落ちる事を何回か経験したがその反対)結果、陶器に手を触れる事で思考能力が高まっているのである。

   余談であるがWord-2002の受験の時、係の人が出して下さった湯呑を許可を得て、心が落ち着くからと言う事で試験中に時々触れていて見事合格した。今はパワーストンが有るからこんな事はしない。

   本題に戻そう。この発想から、人間の能力を高める物で、手の平に収まる物はないものかと思ったのだ。その答えは、陶器に近い物で思い浮かぶ物は地球の表面を覆う地殻である。陶器よりもっとピタっとくる物で、人間が慣れ親しんだ物質である。太古の昔、人間は裸足で歩き地球のバイブレーションを感じていたのである。そのバイブレーションこそが、人間という動物が本来持っている能力を発揮出来るように、体の中の何かをリセットしていたのだ。しかし裸足で歩く訳にはいかない。じゃあどうするのか。考えていると良い物が見つかったのである。地殻が変化した石だ。自宅の近くに砂利と言おうか、長さが5センチから10センチ前後の、石ばかりの海岸がある。「ミョウジンサン」の石で試したのだ。

   ここは静かな海岸で見渡しても人はほとんど見えない。又、近くの与治山(よじやま)の頂上では、歌人の清少納言を祀っている。遺体が流れ着いたのだ。

   9月だったと思う。毎年“清少納言”をこぢんまりとした雰囲気の中で開催している。露店があったりカラオケなどが有るそうだ。そうだと書いたのは私は行ったことがないためである。しかし清少納言を祀っている山の頂上までは10回以上登った。標高200メートル未満の山だが険しいので足腰のしっかりした人でないと辛いし、ふもとから頂上まで40分〜50分はかかる。勿論、運動靴でなければ怪我をする確率が高くなる。清少納言に興味の有る方は以下へ問い合わせれば良い。

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   話が横道にそれてしまった。本題に戻そう。
最初は何も考えてなかったのだが、偶然にも海水が届かない、堤防近くの石を手にしていた。その後波打ち際の石はどうだろうと思い比べてみると、比べたのは1回だが、効果を感じたのは堤防の近くの海水に触れない石のみであった。ハッキリと違っていた。

   ポケットの中に石を入れたり、手で握っていたり睡眠中は部屋の4隅に石を置いてみた。そうすると不思議な事に胃腸の調子も良いし集中力が増し記憶力もUPするのである。今まで以上にモニターの文字に集中している。しかもそれだけでは無い、不思議な事が起こるのである。髭や爪の生長が異常にに早いのである。その時、心に浮かんだのは毛むくじゃらの“太古人”だ。ヒョッとしたら、石は太古に関係しているDNAを呼び覚ますのかもしれない。バスルームではどうだろうか?これまでは発砲スチロールのマットに座っていたが、直にタイルに座ると髭や爪の伸びるのが早くなり髭が濃くなる。これ又不思議な現象である。

   「ミョウジンサン」と言う海岸は岩石が90°近い角度で海の中から突き出てそのまま山肌の一部と化した所が有り、その岩肌の僅かな水平部分に裸足で立ったままで“地球に圧接”状態を30分間続けたりしたのだ。その結果、記憶力がUPするのである。しかし知らない人が見たらなんと言うだろうか。ここには人が来ないがたまには釣り人が糸を垂れていたりする。こんな時は説明しても長くなるし、釣り人は何やってんの、って言う目で見るものだ。だから“地球に圧接”は諦める。

   又、大学生だと思うが遭遇した事が有る。私は裸足で岩の上に立っている。逆光で、カメラで撮るシーンを想像して欲しい。海面は太陽の光を受けてキラキラ輝いている。それをバックに小さなシルエットが浮かび上がり、長い髪の女の子が波打ち際を歩きながら近づいて来る。可愛い女の子を想像していた。でも近づいて来て顔が分かるようになると、その人物は男性で日焼けをしていて細身である。石を拾いながらやって来た。その人はここの石は綺麗だと言うが私は綺麗とも何とも思わないのだが……。彼は兵庫県の方で、お母さんが此方の出なのだ。何をしているのですか。不思議そうに聞いてきた。季節が夏だったから、水に足を浸そうかなって思っているんですよっと答えた。話を少しして、しばらくすると奥の方へ行ってしまった。

   1ヶ月くらい石に夢中になっていただろうか、隙をついてあいつは突然やって来たのだ。手足の関節が痛い。いつの間にか痛むようになっている。なぜなんだ。原因は石だ。痛いのでこれ以上続けられない。仕方がなくジ.エンドにする。石に触れるのを諦めると痛みもジワジワと去って行ったのだ。それから長い時間が経った。

   インターネットで検索していたと思う。何がきっかけで、何を検索をしたのか覚えていない。目の前に“男の宝石”が燦然と現れたのだ。世の中にはこんな素晴らしい物が有るとは、今まで知らなかったのである。それはパワーストンである。アメジスト、虎目、ターコイズ、等々。なんだ、男の宝石ってパワーストンと言うかもしれない。でも宝石の王様、ダイヤモンドもパワーストンなのだ。そしてその中でも王者なのだ。

   後から分かった事だが、人間が受け入れるパワーの量には限界がある。個人差も有るのだろうが、石を触ったり持っていると、石が発するパワーを体の中に蓄える事になる。ジワジワと増え続けて行くと、いつしか限界を越える事になる。すると体調が狂うのである。

   それぞれの物を触れてみての感想は、海岸の石は良いパワーも、悪いパワーも、混在で発していると言う事だ。パワーストンには相性があって合わない物を選べば体調を崩してしまうし、合う物でも大きすぎるとキツイ。何か苦しくなったり気分が悪くなったり、あちこちで忘れ物をつくってしまう。寝る前にアースノーマットのスイッチを入れ、朝になっていつもはスイッチを切るのに、切り忘れている事をその日の夜になってから光っているので気づいた。これは私の体験であるがこんな物は可愛い物である。危険が及ぶ場面や(自動車の運転など)人生の大事な場面では自分に合う石の種類や大きさを決める実験はしてはいけない。決定後でも気分が悪くなったりド忘れ等が起きるようになった時はすぐに石を取り外す事。そして間をおいて着ける事。石は初めに浄化をしておく事。身に着ける石の大きさは、自分の体が許容出来る、パワーを発する大きさの石を選ぶ事。

   具体的には、これは飽くまで私の場合である。直接チャクラの位置へ数粒のさざれ石と呼ぶパワーストンをそのチャクラの位置に対応した石を下着の下に糸で吊している。本当は、丸くて細い革ひもであれば、男のプライド?も保てるのかなとも思い、チェーンの代わりに購入したが、(実際は2回目の注文でチェーンも買った)さざれ石の穴が細すぎて革ひもが通らないのである。糸しか通らないのだ。テグスは通るが、私は物質同士、あるいは人間に対して何かの物体が近づけば、互いに何らかの影響を与え合うものだと思っているし、人間に対しては、どんな物体であれ悪影響が出る確率は、身の周りの物を見渡してみてもほぼ90%以上だと思っている。(パワーストンのように例外はあるが)だから歴史の中で長く使ってきた綿糸が良いのである。少なくとも体に悪影響は与えないし悪影響があったとしても少ない。影響には良い影響も悪い影響もある。そして互いの距離が近づくにつれて影響が大きくなる。
パワーストンを愛用し、健康を増進し又、記憶力や判断力等人間が本来持っている能力を100%発揮させる為には、自分に合うパワーストンを選び出し、そして石の数を増やしたり減らしたりして、身に着けられる、石の、大きさの限界を知らなければならない。目安はその日の体調にもよるが、1日中身につけても気分が悪くなったりしない大きさである。

   現実世界でのチャクラの働きはこのホームページ
http://village.infoweb.ne.jp/~aromatic/stone/chakura.html に出ている。さざれ石とは、丸玉や、何々カットの石とか言う、分類上の、種類の中のひとつで、一番価格が安く実験用にはピッタリであり又、少し痛いがそのまま使用出来る。私は瓢箪屋(ひょうたんや)http://www.hyotanya.com/ で10種類以上のさざれ石を買った。85センチの糸に隙間無く通した、さざれ石、一本の値段が何と250円である。種類によっては85センチのパワーストンの何パーセントかは使用に耐えない物が入っているが250円であるから文句も言えまい。ペリドットがそうだった。

   初めて対面しパワーストンを手に触れた時は何でなんだろうと思ったものだ。それ以後記憶力がUPしているのにド忘れが起こったり、いつもは消し忘れないトイレの明かりを点けっぱなしで朝を迎えたり何か変なのだ。一瞬、いやっ、もっと長い期間、パワーストンを疑う事になる。しかしそれも100%ではないが時間が解決してくれた。初めてパワーストンを手にした時は石の浄化が必要なのだ。浄化をする事で本来の力を発揮するようになる。

   私が行った浄化の方法を簡単に述べよう。布団に入る前にトーフの入れ物で薄くて白い容器(13センチ×9.5センチ×6.5センチで2枚重ねにした物。水が漏る可能性が有る為)に水道の水を八分目まで注ぎ、その中にさざれ石85センチの物を4個入れる。目が覚めた時に(時間にして6時間〜7時間経った後)取り出し、付着している水分をふき取り朝日に5〜6分当てる。これで浄化完了である。するとパワーストン本来の力を発揮してくれた。10日〜2週間おきに浄化すると良い。

   浄化に関して注意する事は、ローズクォーツ等の色の薄いパワーストンは太陽に当てると変色する事、変色するとパワーが落ちるかどうかはインターネットで調べたが分からなかった。又、ラピス・ラズリのように多孔質の物は水に浸けると傷むという。この事を知ったのは上記の浄化を行った後だった。しかしパッと見た感じでは外観に変化は無かった。

   その後、月の光で浄化をする方法を試したが、雲が出て来て月が隠れたり、月の出る時間が生活のリズムに合わなかったり、とても3時間も月光の下に置いておけなかった。
他には煙を利用する方法や、水晶の固まりの上に置いて浄化する方法もある。

   残りの物を全部寝室のあちこちに置いてみたが非常にキツイのである。朝起きると、しばらくして2日酔いの感じと言ったら分かってもらえるだろうか頭の中がヅキヅキ、ガンガンするのだ。それが1日中続く。

   合わない場合は石を部屋の外に出す。それでもパワーを感じ気分が悪くなる場合は家の外に出す。こうなると保管場所に困るのだ。実際私は困っている。今は大小の金属で出来たお菓子の箱を利用して小さい方に石を入れ、その箱を大きな箱に入れている。部屋の中に石を直接置くよりは良い。

   今は自分に合う石の選別中であり、部屋に置く場合の量を具体的に言うと85センチの内幾ら使うかを調べている。繰り返すが身に着ける場合は(チャクラの部分へ直接吊す場合)一粒〜数粒で良い。

   出会ってから時間が余り経っていないが、パワーストンは素晴らしい物であるし、いろいろ試していきたいと思っている。

   感じる能力には個人差があって同じ石を前にしてもパワーを強く感じる人もいるし、余り感じない人もいるだろが、“男の宝石”を読んだ方が試す場合、最大限の注意を払って欲しい。何か起こったとしても私は責任を持てないからだ。