『第1回香美市体力つくり少年剣道錬成大会』
祝優勝 野市少剣(小学団体の部)
『第15回高知県スポーツ少年団総合交流大会(剣道の部)』
祝優勝 野市町スポーツ少年団剣道部(高学年団体の部)
4月29日(土)に平成18年度の県内大会がスタートしました。当部としては、2つの大会にそれぞれ出場し、標記のようなすばらしい成績を収めることができました。
まずは、高学年Aチームが出場した大栃高校体育館で開催された『第1回香美市体力つくり少年剣道錬成大会』です。旧物部村が開催していた大会が、合併を機に大会名を変更し、今回新しく開催されました。旧物部村大会でも団体の優勝はなく、近年の成績としては、団体では14年度大会で第3位、個人では平成12年度大会で第3位、15年度大会で優勝があり、今回の団体優勝は、野市としては初めての優勝となりました。
開会式後に行われた個人戦には、当部からは佃君が出場し、順当に準決勝まで勝ち上がりましたが、準決勝で面の1本負けを喫し、第3位となりました。佃君は、大会前に体調を崩し、直前の稽古会を見学するなど万全の状態ではなかったですが、上位入賞したことはよかったと思います。
続いて行われた団体戦では、28チームが参加しました。初戦を5−0、2回戦では4−0、準々決勝でも4−0と勝ち、順調に準決勝に勝ち上がりました。準決勝でも着実に勝っていき、4−0で勝つことができました。決勝戦では、先鋒:佃君が1本先取されながらも2本取り返して勝ち、次鋒:片岡君も面の2本勝ちで一気に王手をかけ、中堅:宇賀君が面の1本勝ちで勝負を決めました。続く副将:西内君が引き分け、大将:福本君も、1本先取されながらも見事な逆胴で取り返し、引き分けて、トータル3−0で勝ちました。
前日の稽古においでてくださった磯貝先生(明珠館道場館長)のお話にもあったように、「気持ちに余裕がないと思う存分力を発揮することはできない」ということを選手一人ひとりが実践したように思います。特に決勝戦では、先鋒戦で先に1本先取されてヒヤっとしましたが、落ち着いて2本取り返し、試合の流れをこちらに持ってくることができました。
一方、高知市立十津小学校体育館で開催された『第15回高知県スポーツ少年団総合交流大会(剣道の部)』には、低・高学年の部に1チームずつが出場しました。
高学年の部での優勝は、昨年に引き続き2年連続2度目の快挙です。特に、他のチームは通常のレギュラーチームが出場している中で、優勝できたことは大きな自信になったと思います。準々決勝では、中堅戦が終わったところで0−2とリードされ、絶体絶命のピンチだったようですが、副将:宇賀君が2本勝ちし、勝負を大将につなぎました。大将:亀川君もはじめは後ろに退いていましたが、大人の声援に励まされ、思いきりのいい面を決めて1本勝ちし、トータル2−2のポイント3−2で競り勝ちました。まさに値千金の1本だったと思います。続く準決勝では3−0と勝ち、決勝戦でも2−1と競り勝ち、見事優勝を果たしました。全試合、5人の気持ちが1つになったすばらしい戦いだったように思います。
また低学年チームも、3年生主体のチームで試合経験も少なく、どうなることかと思いましたが、初戦を4−0と勝ち、2回戦では2−1と競り勝ち、準決勝まで勝ち上がりました。準決勝では1−2と敗れはしましたが、大将:浜渦君が最後に2本勝ちするなど、チームの勝負が決まった後でも、大将としての責任をきちんと果たしたことがよかったと思います。
保護者の皆さん方には、朝早くから選手の輸送及び試合の記録など、ご協力いただきまして、誠にありがとうございました。また夜は、祝勝会にもご参加いただき、楽しい時間を過ごすことができました。恒例のスピーチタイムでは、低学年の選手もしっかりと自分の意見を発表することができ、少し成長を感じました。
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