7月 第19回足摺少年剣道大会
  第37回全日本少年剣道錬成大会
8月 平成14年度夏季少年剣道錬成大会
     第30回阿土少年剣道錬成大会
9月 昇級審査・少年剣道南北対抗試合
11月 平成14年度秋季少年剣道錬成大会
  第28回安田町少年剣道錬成大会
12月 第24回野市少年剣道錬成大会
   


  ◆『第24回野市少年剣道錬成大会』 健闘! 野市少剣チーム 準優勝  (2002.12.1)

 12月1日(日)に行われました『第24回野市少年剣道錬成大会』におきまして、野市少剣が決勝戦に進出し、三浦少剣(大方町)と対戦し、1対1(ポイント1対2)で敗れはしたものの、準優勝を収めました。

 また、高学年個人の部では、山田君が決勝戦に進出し面の1本負けを喫しましたが、堂々の準優勝、宇賀君も第3位に入る健闘を見せました。野市少剣の団体戦準優勝は12年ぶり、個人戦の入賞は、なんと13年ぶりの快挙でした。これで、野市少剣の団体入賞成績は、準優勝4回、第3位5回となり、優勝はまたまた来年度以降に持ち越しとなりました。

また、野市スポーツは2回戦で、野市武道館は3回戦でそれぞれ敗れはしましたが、全体的に特練の成果が出ていたように思います。特に、野市武道館は至誠館と対戦し、0対3で敗れましたが、2引き分けしたことは、非常にいい経験になったと思います。初めて出場した下級生も、大きな試合の雰囲気を味わうことができたと思います。上級生のように勝てなくても、まだまだこれからですから、1回1回の稽古をしっかり積み重ねていきましょう。まずは稽古を休まずにがんばることから始まります。

  当日は、たくさんの保護者の皆さんに、早朝よりご声援・ご協力いただきましてありがとうございました。子どもたちのお世話や売店での販売、駐車場の管理など、寒い中、本当にご苦労さまでした。今回は、野市大会のみの開催ということで当初いろいろな戸惑いもありましたが、現保護者及びOBの方々のご協力によりまして、無事に終了することができました。役員の皆さんを中心に野市少剣が一致団結した結果だと思います。本当にありがとうございました。



  ◆『第28回安田町少年剣道錬成大会』 野市少剣 連年の第3位! (2002.11.23)

 11月23日(土)に中芸広域体育館「結いの丘ドーム」で行われた『平成14年度第28回安田町少年剣道錬成大会』にて、野市少剣チームが昨年に続き第3位に入賞しました。この大会は、大栃・室戸などとともに県下の錬成大会の中でも歴史のある大会で、安田町は名選手が多く出ているところです。

 昨年の大会で、野市少剣は久々の3位入賞を果たし、今年はそれ以上をと思っていました。準々決勝での地元の安田少剣戦では、試合前に選手たちに、「必ず勝つぞ!」と気合を入れました。結果は、副将で勝負を決めるという展開となりました。

 続く準決勝の相手は、先日の秋季大会で敗れた大栃明親館です。大将:山田(博)君がいない分、特に先鋒戦でリードを奪って勢いに乗りたかったのですが、先鋒:宇賀君がよもやの2本負けをしてしまい、暗雲が立ち込めました。が、続く次鋒:山田(雄)君、中堅:森君が引き分け、副将:宮崎君が1本勝ちし、1勝1敗のタイに持ち込みました。相手の大将:岡本さんは個人戦で優勝していましたが、続く大将:中谷君が健闘し引き分けとなり、結局1対の2のポイント差で敗れました。団体戦での2本負けの恐さを改めて感じました。敗れはしたものの、次鋒・中堅・副将が負けなかったことは大きな収穫でした。

 さあ、いよいよ次は野市大会です。まずは団体戦での優勝を目標に、今週の特練をがんばりたいと思います。また、下級生は個人戦に出場しますが、自分の一番いい試合ができるようにしっかり稽古をがんばりましょう。みんなの一生懸命な気持ちが1つになってこそ、全体の雰囲気を高め、試合に向けてすばらしい稽古ができると思います。風邪を引いたり、けがをしたりしないように最後までやりぬきましょう。



  ◆『平成14年度秋季少年剣道錬成大会』 健闘! 野市少剣 第3位入賞
                      〜野市スポーツもベスト16入り〜(2002.11.10)

 11月10日(日)に県立武道館で行われた『平成14年度秋季少年剣道錬成大会』にて、野市少剣チームが第3位に入賞、野市スポーツチームも決勝16チームに入りました。

 この大会は、団体戦のみの大会で、3〜4チームでの予選の後、決勝トーナメントを行い、まさしく県下のトップを決める大きい大会です。今回は、県内51チームが参加し、野市少剣からも3チームが出場しました。その中で、野市少剣チームが第3位に入賞し、野市スポーツチームも予選を突破し、決勝トーナメントに上がることができました。下級生中心の野市武道館チームは、予選突破できませんでしたが、それぞれが稽古の成果を出せたのではないかと思います。本大会での野市少剣チームの上位入賞は久しぶりのことであり、来る野市大会に向けて希望が持てる結果となりました。
 夏の全国大会の後、選手が2人も入れ替わるという厳しい状況の中で、野市少剣チームはよくがんばりました。次鋒:山田(雄)君と中堅:森(龍)君は、野市少剣チームとしては初めての出場で、緊張したと思いますが、大将:山田(博)君を中心にチームがよくまとまり、決勝トーナメントでの接戦をものにしました。準決勝では、1対3で大栃明親館に敗れはしましたが、大将戦で1勝を挙げたことは次の試合に向けていいきっかけができました。
 野市スポーツ・野市武道館両チームとも、がんばり次第では両チームとも決勝トーナメントへ上がれるかなという思いがありました。野市スポーツチームは、先鋒:森(信)君が先鋒の役割を果たし、チームをよく引っ張りました。予選の結果はきわどいものでしたが、5人ががんばった結果が決勝入りにつながったと思います。
 野市武道館チームは、本大会初出場で随分緊張したと思いますが、大きな舞台を経験したことをこれからの稽古に生かしていってほしいと思います。



  ◆昇級審査・少年剣道南北対抗試合 (2002.9.15)

 9月15日(日)には、8月から延期になっていました昇級審査と南北対抗試合が野市小学校体育館で開催されました。昇級審査については、受審者全員が合格するというすばらしい結果となり、日頃の稽古の成果が出たように思います。
 さて、昼食後に行われた南北対抗試合ですが、これは昨年度から復活した行事で、北軍(土佐山田町)と南軍(野市町・香我美町)に分かれて4年生以上の選手が対決するものです。昨年は10対7で北軍が勝っており、今年はその巻き返しをねらいましたが、今年は13対5という大差で連敗を喫してしまいました。出場した野市少剣の選手の成績は5勝8敗1分で、昨年(5勝4敗1分)より悪い結果となってしまいました。対戦相手はだいたい同学年だったので、今後も試合で対戦する可能性があるわけで、子どもたちのこれからの奮起に期待したいと思います。来年こそは一矢報いたいと思っています。



  ◆『第30回阿土少年剣道錬成大会』 2名が3位入賞! (2002.8.17)

 8月17日(土)木頭村民体育館で開催されました『第30回阿土少年剣道錬成大会』には、徳島・高知両県から多くの選手が参加して、熱戦が展開されました。

 当日、野市少剣からは、個人戦に9名の選手が出場しました。その中で、宮崎君、3年生の部で小松(頌)君がそれぞれ第3位に入る健闘を見せました。今までまじめに稽古をがんばってきた成果だと思います。
 5年生の部では延長戦もありましたが、少ないチャンスを生かして勝ち上がることができました。3年生の部では思いきりのいい面技がよく出ていました。面技がよく出るということは、足がよく動いていたということです。2人とも、自信を持ってまたがんばりましょう。特に、最後に打たれたところというのは、今度は打たれないように気をつけましょう。
 また、、宇賀(俊)君(5年生の部)・大黒さん・岡崎さん(3年生の部)がベスト8に勝ち上がりましたが、入賞にあと一歩でした。
 6年生として参加した1名も、上級生としてきちんと役目を果たせたと思います。これからも上級生としての自覚を持ってがんばってほしいと思います。
 初めて参加した2年生は、他の道場にはまだまだ強い相手がいるということがよく分かったと思います。勝ち上がった選手は、声も大きな声が出ていたし、技も思いきり出していました。それをマネして、これからの稽古をまたがんばりましょう。
 ふだん剣を交えることのない徳島県の選手と試合をできたのは、いい経験になったと思います。保護者の皆様方には、朝早くからありがとうございました。各コートでの役割分担や選手への声がけなど、野市のチームワークのよさが出ていたように思います。



  ◆『平成14年度夏季少年剣道錬成大会』 結果よりも内容に着目! (2002.8.11)

 8月11日(日)県立武道館で開催されました『夏季少年剣道錬成大会』には、県内各道場から約400名の選手が参加して、各部門の頂点を目指して戦いました。

 当日、野市少剣からは、17名の選手が出場しました。その中で、5年生の部(全80名)で宇賀(俊)君が第3位に入る健闘を見せました。また、4年生の部(全104名)では山田(雄)君が上位ベスト8に残り奨励賞をいただきました。県内の各道場から多くの選手が参加していた中で、上位に残るというのは大変なことですが、チャンスを生かして勝ち進めたことはすばらしかったと思います。今後の自信にしてほしいと思います。
 また惜しくも上位には入賞できなかった選手も日頃の稽古の成果がよく出ていたように思います。7月中旬の特練から足摺大会・全国大会と経験する中で、全体的に伸びてきているということを試合を見て感じました。



  ◆『第37回全日本少年剣道錬成大会』 惜しくも初戦突破ならず! (2002.7.29)

 7月29日(月)に開催されました『第37回全日本少年剣道錬成大会』には、全国各地から選抜された516チームが一堂に会し、日本一を目指して全16試合場に分かれて試合が展開されました。

 当日は、朝5時30分に起床し、近くの神社で体操・素振りを行い、その後6時30分から食事をとりました。応援席を確保してもらうために、二人のお父さんが5時50分にホテルを出発し、日本武道館に向かいました。会場に到着した頃には、既に200名を超える人々が開場を待っていたようです。
 私たちは、7時前にホテルを出発し、7時15分に会場に到着しました。その後すぐに練習に入りました。去年はベランダでしかできませんでしたが、今年は試合場で約20分間練習をすることができました。心配されていた応援席も、2階席の1列目を15席程度確保することができました。
 開会式では、日本武道館の天井につるされている大きな国旗を見上げながら、国歌を斉唱しました。大学1年の秋に初めて選手として日本武道館の床を踏んだ時、開会式で特大の国旗を見上げながら国歌を斉唱し、あまりの感激に涙が出てきたことを思い出しました。剣道人ならば、一度は踏んでみたい日本武道館の床を子どもたちといっしょに今年も踏みしめることができ、この上ない幸せを感じました。(子どもたちに感謝!)

 野市少剣は、第15試合場の第5試合目で、1回戦の笠懸剣友会(群馬県)と志道館(沖縄県)の勝者との組み合わせになっていました。1回戦の結果より、志道館(沖縄県)が相手となりましたが、試合での動きを見ていると、うちと五分五分のチームで、「今年こそは・・・」という思いで試合に臨みました。

・先鋒戦 開始早々に小手応じ返し面がきれいに決まり、1本を先取し、そのまま1本勝ちを収めました。
・次鋒戦 相手が長身だったこともあり、1本決めることができず、引き分けでした。
・中堅戦 面の打ち合いになり、体勢が崩れての不十分な面打ちでしたが、相手の面が1本になり、先取されました。しかし、すぐさま相手との引き際から胴を決めて勝負となりました。この時点で、いけるかなと思いました。
その後、何度か惜しい場面もあり、最後はまた面の相打ちで審判の判定も2−1と分かれる微妙な判定でしたが、相手の面が1本になり、負けてしまいました。この面の判定が、すべてだったように思います。
・副将戦 緊張していたのか、ふだんの思いきった面打ちが見られなかったのが残念でしたが、五分五分の引き分けに終わりました。
・大将戦 こちらの作戦は、引き分けに持ち込んで代表戦ねらいでしたが、相手の大将もなかなか強くて、鍔競り合いから引き胴と面返し胴を続けてとられてしまいました。

 昨年は、午後3時頃に会場を出たのですが、日本一を決める試合を見なかったことがとてももったいなかったと後悔しましたので、今年は最後まで見届けるつもりでした。午後5時を過ぎ、ようやく準決勝・決勝を迎えました。それまで2階席で観戦していた選手たちを試合場に降ろし、すぐそばで準決勝・決勝戦を見ました。日本一を決める試合を間近に見ることができ、選手だけでなく、指導者としても非常にいい勉強になりました。今のうちの子どもたちに何が欠けているのか、何が足らないのか、今後の稽古の中に取り入れていきたい動きなどが頭に浮かび、来年こそは何とか勝たせてやりたいと思いました。



  ◆『第19回足摺少年剣道大会』 野市少剣Aが第3位に入賞! (2002.7.21)

 7月21日(日)に土佐清水市立体育館にて、『第19回足摺少年剣道大会』が行われ、野市少剣Aチームが団体の部で第3位、個人の部でも、宇賀(俊)君が5年生の部で第2位、山田(雄)君が低学年の部で第3位にそれぞれ入賞しました。この大会に参加し始めて3年目にしてようやく入賞を果たすことができました。その他に個人の部で、山田(博)君、森(信)君、小松(頌)君、西内君の4名がベスト8に残る健闘を見せました。

 大会当日は、すばらしい晴天に恵まれ、とても暑い1日で、体育館の中は蒸し風呂状態となり、子どもたちの体力の消耗が気になりましたが、大会前の特訓の成果もあり、へこたれる選手もなくねばりのある好試合が展開されました。

 個人低学年の部では、約100名の選手が参加している中で、野市少剣から17名が出場しており、同門対決がいくつかありました。4つの試合場すべてで野市の選手が試合をしているという場面もあり、新調したピンクの面タオルがよく目立ちました。
 また低学年の部では、勝負がもつれ延長戦を繰り返した選手もおり、暑い中で苦しい稽古を続けてきた成果が出たように思いました。試合の中であきらめずに打って出るしぶとさが身についてきたことは大きな収穫だったと思います。『やればできる』ということを信じて、これからも稽古に励んでほしいと思います。
 個人5・6年の各部では、全体的に今一つ元気がなかったように思います。団体戦と違い、個人戦は自分が負けたら負けなので、最初からパワー全開で戦うことが大事です。エンジンのかかりが遅い人は気をつけましょう。5年の部での第2位は、残念ですね。決勝までの中で出ていた先の攻めが、開始直後になかったのが悔やまれます。簡単に負けるような相手ではなかっただけに、最初の1本が試合を決めてしまいました。最初に立った直後の攻めを忘れないようにしましょう!

 団体戦では、5チーム中4チームが緒戦敗退と、なかなか厳しい結果となりました。下級生主体のチームが多かったのもありますが、もう少し接戦になるように粘りがほしかったです。野市少剣Aチームは、3位入賞を果たしたものの、準決勝での対剣武会戦は、9割方勝っていた試合なので、非常に悔いが残りました。あそこで勝ち、その勢いで決勝戦を戦いたかったというのが本音ですが、一人ひとりがきちんと役目を果たせばそれなりの勝負ができるということをもう一度認識してほしいと思います。全国大会まで、あと1週間ですが、これからの稽古の中で残された課題を1つ1つクリアしていきましょう。

 閉会式では、保護者が1列に整列し、子どもたちの表彰式を見守っていただきました。ありがとうございました。