第2話 教科書問題の重要性

「我が子に伝える誇りある近代史」

この一冊が、日本の未来を変え、子供たちを絶望から希望へと導く

 

 本書を手にされた皆様へ:
  
どうかあらゆる先入観を一度棚上げにして、白紙の状態で本書をお読みください。最終的なご判断は、皆様お一人お一人にお任せ致します。

 教科書問題と言われても一般にはあまり知られておらず、初めて聞く方が多いかもしれない。ただし、近年子供たちの心がすさんでおり、我々が子供の頃には考えられなかった、凶悪と言うよりむしろ、「人命を軽視し罪悪感が欠如した犯罪」が毎日のように起きていることは承知されているであろう。(平成12年5月現在のニュースによると、少年による殺人、強盗などの凶悪犯罪は、ここ10年で2倍に急増したと言う。)

この稿では、教科書問題とは何か、なぜ現行の歴史教科書が子供たちに悪影響を与えていると考えられるのか、そして我々大人たちが歴史を見なおすことが如何に重要かを考えてみたい。

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