マグロは、さば科に属する大型魚ですが、その種類も多く代表的なものが、
本マグロ、キハダマグロ、ビンチョウマグロ、南マグロ、メバチマグロ、等々です。
その生態は、体長が3m以上体重 600s にもおよぶものもいます。

その中でも比較的ターゲットになりやすいのがキハダマグロです。


キハダマグロ

比較的暖かい水域を好む暖海系の魚で、魚類 スズキ目 サバ科 マグロ属 に属する。
英名:Yellowfin Tuna  学名:Thunnus albacares (BONNATERRE)

この5種のマグロ属では、2番目に大きくなり体長は2m、体重は200kgを超える。
第一背鰭を除いたすべての鰭が黄色で、とりわけ背鰭と腹鰭の後方にある各9個の鰭は鮮やかな黄色である。
背の方は青黒色、腹部は銀白色、体側部はやや黄みがかっている、この体色から黄肌(キハダ)と呼ばれるようだ。
体は紡錘系で(ほっそりスマート)胸鰭はやや長く、第二背鰭に達する。
まぐろ類でもっとも特徴のある鰭をもつ種類なので、他のまぐろと容易に区別できる。
小さいうちは体の側面に横縞と点列が交互に並んでいる、成長が早く2年で1mに成長する。

群れをなして、外洋の表層から水深150mぐらいを高速で回遊して、水温15℃〜30℃の暖かい海を好む。
赤道を中心として多くの産卵場があり、ほぼ周年産卵する。あまり移動しない瀬付きと、遊泳するものとがあるが、
詳しくはわかっていない。
魚食魚で、トビウオ、その他の小魚、イカ、甲殻類をとる。

分布 全世界の熱帯から温帯のひろい海域(太平洋、大西洋、インド洋の赤道海域)に分布する、熱帯水域の代表的なマグロである。
日本付近では北海道を北限として各地に現れるが、日本海にはまれである。

肉質:肉は紅色またはピンク。味は淡泊であっさりした美味しさ。色変わりは比較的遅い。身が固めで刺身にしやすい。

別名:キメジ、 ビンタ 



ビンナガ

暖かい海を好み、キハダマグロと同属である。
学名:thunnus alalunga

マグロの中ではもっとも小型で1.2m、体重は30kgくらいにしかならない。
胸鰭はマグロ類の中で最も長く、第二背鰭より後ろまでとどく、見てのとおりビンが長いためこのように呼ばれている。
体はほっそりしていて、背中は青黒く、腹部は銀白色、小さいうちは胸鰭が短く、体の側面に縦縞が並んでいる。
成長が遅く、1mまで成長するのに8年かかる。

いつも群れをつくって沖合の表層を泳ぎ、海岸に接近することはまれである
水温13.5℃〜25℃の暖かい海を好む。
赤道の南北両側に多くの産卵場がある。成長に伴い、また産卵のため大規模な回遊を行う。
魚食魚で小魚やイカなどを食べる。

分 布 世界各地の暖海に分布し、日本では東北以南に生息する。
キハダマグロ同様日本海には少ないようである。

肉質:身は白っぽくて軟らかく(淡いピンク色)、脂ののったトンボはなかなかの美味。
この魚の油付けが「シーチキン」(海の鶏) と呼ばれる。

別名:ビンチョオ、トンボ、

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マグロの生態