鍋焼きラーメンツアー報告記

 知る人ぞ知る高知県須崎市の鍋焼きラーメンを食べにわざわざ、とある土曜日になんと8人もの人数で出かけた。(ものずきばかりだ)

 高松から須崎までは、なんとわずか2時間で行ける。朝、8時30分に県庁を出発、高松西ICから須崎ICまで、途中休憩を挟んで、目指す須崎市の橋本食堂に着いたのは、営業開始時間の11時の10分前だった。すでにかなりの人が食べていた。ラーメンの種類は、普通・大・特大の3種類だ。普通の人は大とご飯を注文、一部大食いのやつは特大を注文していた。

スープは鶏がらのしょうゆ味で、麺は歯ごたえある細麺。具はネギ、ちくわ、生卵といたってシンプル。なにか懐かしさをおぼえるような、そうです、あのチキンラーメンの風味です。一番のポイントは器が土鍋であることにより、最後まで熱いスープが味わえること。そして、なぜかタクワン(古漬け)が付いてくる。これまた、絶妙な強力助っ人である。

ひとしきり、ラーメンを味わったあと、一緒に注文していたご飯をおもむろにスープの中に入れる。そしてかき混ぜ、ひらすら食う・食う・食う、だ。ま、食べ方は人それぞれだが、まず、この食べ方を試してから次に進んで欲しい。

みんなが食べ終わってふと周りをみるとすでに満員状態。まだ12時まえなのにと思って外に出てみると、またまた行列ができている。早く来てよかった。しかし、みんな好きやな〜雨も降ってるのに・・・でも俺らももっと物好きかもね。

おなかが一般になった一行は、ちかくでコーヒータイムをし、ひろめ市場へ行き、新鮮な魚を買い求めた。特にたたきがおいしかった。そしていよいよ帰路についたその時、ある1人がぽつんと言った。「高知にきたけん、いもけん、ぴかって帰ろう」とあほなことを言い出した。しかもそこら辺にあるのじゃだめ、高知駅のがいい!と駄々をこねたので、しかたなく須崎ICから高速に乗ってすぐ高知ICで降りる羽目になってしました。ま、いいか、ということで、めでたく高知駅で「いもけんぴ」をゲットしてやっと帰ることができた。

充実した1日を過ごすことができて(??)良かった。また、今度は虎の穴秘密合宿にでも高知に行ったら寄りたいな。なお、須崎には、鍋焼きラーメンの店が27ほどあるらしいが、一番のおすすめは、やっぱり橋本食堂だ。ま、いろいろ食べ比べるのもいいかもね。でも、うどんみたいに一度に何軒も回れないのが欠点だ。ラーメンなのでスープまで飲むとかなりこたえるからね。以上、報告終わります。

 *橋本食堂データ

住所 須崎市横町4−19

п@ 0889-42-2201

定休日 日曜・祭日

営業時間 11:00〜15:00