心のうらまど

夜の街並を二人で歩くと
酔払いが振り返って声をかけるよ
街がはき出したゴミクズは
僕達の足元を回ってるよ
まわりは真暗なんだよと
だますようにキスして
誰かが見ているような怪しい期待
そうしてまた暗い路地へと転がって行く
 
夜の街並を二人で歩くと
酔払いが振り返って声をかけるよ
僕の部屋へ行こうと言ってみて
顔があつくなるのを感じるよ
なにも言わないでいる君がたまらなくたまらなく
僕達は手をにぎりしめているんだから