人参産地藍住

 

 

徳島県の中央を流れる吉野川の下流北岸に位置する藍住町は、旧吉野川と吉野川に囲まれたデルタ地帯で、板野郡のほぼ中央にあります。いわば、たゆまぬ吉野川の沖積によってできた平坦な土地で、海抜はわずか5.17m。山がまったくない珍しい町です。
 北緯34度70分、東経134度29分。南は徳島市と、北は板野町、鳴門市、北島町と隣接しています。四方は約4kmで面積は約16.27平方キロメートル。かつては藍の栽培が隆盛を極め、全国的に広まりましたが、近年では肥沃な地味と温暖多湿で水利の便に恵まれた条件を生かし、全国有数のニンジンの産地となっています。

藍住町の洋ニンジンは出荷量の少ない端境期に各地の市場に出荷しています。 洋ニンジンの栽培の起点は昭和35年頃だといわれていますが、 主に麦の転作に取り組むようになった40年代から本格化しました。
 厳冬のころビニールハウスで育てられ、 春になるとハウスに風穴を開けて空気の流通をはかります。
 4月〜5月、収穫期です。
 藍住の洋ニンジンは、平成2年に日本農業賞の金賞を受賞しました。

あいずみちょうはにんじんのさんちだよ。 板野郡藍住町



生産地