 |
穏やかな伊予灘と黒潮そそぐ宇和海の二つの海。そして肱川の
豊かな水と清らかな流れが育んだ肥沃な土地。西予には、海・山
・里の自然の恵みを生かした郷土料理がたくさんあります。
|
| ●さつま汁 |
●フカの湯ざらし |
 |
 |
段々畑とリアス式海岸が生み
出した素朴な郷土料理。白身の
魚を焼き、身をほぐし、麦味噌
を入れてすり鉢でよくすり合わ
せる。これをすり鉢の内側に広
げて、逆さにして火であぶる。
焼き魚の骨でとっただし汁を加
えた後でご飯にかけて食べる。
魚は、アジ・鯛などを用いるが
肱川流域では、アユ・昭八・ア
メノ魚を用いたりもする。
|
この地方の海で捕れるフカ
(サメ)は、体長70〜100cm
程度のもので、漁師が売り物に
ならないので、酢味噌で酒の肴
したのが始まりと言われる。
冠婚葬祭には欠かせない料理と
して親しまれている。熱湯をか
けてサメ肌をタワシでこすり落
とし、削ぎ切りにして湯を通し
た身を冷水にさらす。これをみ
がらし味噌(辛子の効いた酢み
そ)で食べる。
|
| ●鯛めん |
●丸ずし |
 |
 |
姿のまま煮た鯛を中心に、ゆ
がいたそうめんを大皿に盛りつ
け、大海に踊る鯛の姿をかたど
った会席料理。各自、皿にそう
めんをとり、その上に鯛の身と
薬味をのせる。鯛の煮汁をだし
汁でうすめたものをかけて食べ
る。
|
開いて骨をとるか、三枚にお
ろした魚を酢でしめ、砂糖、し
ょう油、酢で味つけし、おのみ、
刻みネギ等を混ぜ合わせおから
を包んだ料理。魚はアジ、イワ
シ、アマギ、サヨリ等を使うこ
とが多い。日持ちもし、健康食
でもある。
|