女木教会は、元は巡回教会でした。
私が小学生のときから島に存在していて、日曜学校などで訪れたことがあります。
大学時代の夏休みに、番町教会と桜町教会の青年会で、この教会で交流会をしました。
庭にテントを張って泊まり、海水パンツとタオルを持って、海に泳ぎに行ったりしました。
ボーイスカウトを手伝うようになってから、再々、この教会で夏季キャンプをしました。
建物はこじんまりとして、6畳の洋間と和室が1室づつで、3畳の台所と風呂場、
トイレなどがあり、いろいろな青少年の活動の場となりました。
桜町教会におられて、京都教区の司教様になられた田中健一司教様も、
高松に里帰りすれば、この女木教会によく行っておられました。
2005年11月7日に、溝部司教様と元青年との交流会があったときに、
司教様から青年の活動について、いろいろ話されました。
ドイツのケルン大会では、青年とともに野宿をして話し合ったと、熱く語られていました。
そして、青年が交流の場に集い、力を合わせて何かを作り出すことが、
非常に大切だとおっしゃっていました。
青年の交流の場については、高松にもすばらしい自然の満喫てきる、
この女木教会があることを話しました。
司教様は、もし青年たちの手で、この女木教会を復活できれば、
良い活動になるとおっしゃっていました。
最近は、訪れたことがなかったので、現状についてあまり知りませんでした。
そして、司教様から、女木教会の現状を見てくるように言われ、
早速、11月22日の土曜日に、濱口秀明神父様と下見に行ってきました。
女木港 女木教会の門 女木教会の門を入っての庭
門から教会に向かっての庭 教会の玄関 台所
6畳の和室 6畳の和室 6畳の和室 奥に洋間
洋間 簡易の祭壇がある 洋間の外の庭 建物から入り口に向かっての庭
風呂場 壁がおちている
海岸は、きれいな砂浜が広がっている トイレ
庭は背の丈以上の草木が生い茂り、建物はかなり傷んでいた。
風呂場は、屋根の一部がシロアリに食べられて穴が開いていて、そのために壁が落ちていた。
和室は、湿気のためか床が抜けそうでした。洋間は、比較的床も丈夫そうでした。
とりあえず、庭の草刈をしなければと思い、2006年の新年に当たり、草刈に行くことにしました。
女木島出身の信者さんから、行くなら3月までに行かなければ蛇が出るかも知れないと言われ、
2006年3月11日の土曜日に行く予定をして、機会あるごとにいろいろな人に声を掛けて回りました。
しかし、いざ高松港に行ってみると、浜口末雄神父さまと、
番町教会の2名の4名だけでした。
運悪く、朝から霧が立ち込めて、午前中停船で島に渡れませんでしたが、
昼から船が動いたので、さっそく島に渡りました。
前日から来ていた女木出身の信者さんが、ほとんど草を刈っていてくれて、
残りの草と、木を切っていきました。
太い木があって、なかなかのこぎりでは切れませんでした。
建物から入り口への庭 建物の玄関前 門から教会に向かっての庭
ほとんど草を刈った庭
帰りの船から女木島を望む 太い木を一生懸命に切っていた浜口神父さま
   
まだ、太い木が残っています。早い機会に切りに行きたいと思っています。
手伝える方は、声を掛けてください。
建物については、知り合いの方に材料の見積もりをしてもらっています。
青年の手で建物のリフォームをするための予算を立てるためですが、
その方もボランティアで来てくれましした。
しかし、屋根の修繕やトイレの直しなど、プロでないとできないものもあります。
以上、報告まで
  
教区の青年の方たちに、受け入れてもらえれば幸いです。