2003年11月21日、アクアは我が家にやってきた。
最初に見せてもらった時は、7頭兄弟♂4頭♀3頭の中ですくすくと育っていた。

み〜んな同じ顔で、男の子も女の子もまったく区別がつかないほど似ていた

ドーベルマンは私が子供のころから飼いたかった犬種だった。
でも、実際飼うとなるとさすがに子供では無理だし、小型犬に限定されてしまい、
結局飼っていたのは、狆だった。

大人になってから、犬を飼うことが出来る環境になって、何を飼うかいろいろ検討した結果、
やはり初心者には向かないと言われているドーベルは、あきらめざるを得なかった。
子供もまだ小さかったし、やっぱり、イメージ的に無理かもと思ってしまったんだよね〜。
まあ、このイメージは、後ほど音を立ててガラッガラッと崩れ去ってしまったけど・・・・
で、最初に飼ったのはラブのルフィだったというわけ。
ラブはうちのライフスタイルに一番合う犬だったしね。

しかし、やっぱりドーベルを飼ってみたいという願望はおさえきれす、また、多頭飼いも
私の夢だったわけで、ルフィの落ち着いてきた3歳過ぎに、2頭目として迎えることとなった。


ちょっと早かったんだけど、45日でもらいに行くことに決定!
女の子3頭を運動場に放してもらって、様子を見ながら決めました。
3頭にはそれぞれ、赤い紐、白い紐、黄色い紐をつけて性格を見てみた。
赤い子は、小柄でとっても活発な子で、よく黄色ちゃんに噛みついて、遊んでいた。
白色い子は、子犬部屋から出てこないで、1頭で新聞をかじって遊んでいた。
黄色い子は一番大きく、ちょっと怖がりながらも、運動場に出てきてウロウロと遊んでいた。

いろいろ悩んだが、ルフィの性格もあって、黄色ちゃんに決定!これが今のアクアとなる。
他の子も皆もらわれていって、すくすくと育っているようだ。

ドーベルにはヨーロピアンタイプとアメリカンタイプがあり、ヨーロピアンはドーベル元来の
性格と作業能力を残している子が多く、体格的にもがっちりで大柄な子が多いそうだ。
私も、1度飼って見たいと思うが、さすがに今の環境と技術では無理と判断。
で、比較的おとなしい子が多いと言われるアメリカンにした。

しっぽはすでに断尾されていたので、残したかったのだがそれは叶わず。
耳は、切って立たせなくてはいけないのだが、ショーにも出さないし、家庭犬なので
立たせる必要が無いのに無理に痛い思いをさせる必要は無いし(お金もかかるしね)
上手な先生にお願いしないと、とんでもない事になると言う話も聞くし、上手く立てられなかった
と言う子も多いしね。切らなかったという選択は後悔してないよ。
犬本来の姿と言うのが、やっぱり1番いいと思う。
垂れ耳が本当のドーベルの性格を表しているように思うなぁ。

知らないものには、向かっていく勇気は確かに持ち合わせているけど、本当は怖がりな様に思う。
家族の者には、とっても甘えん坊で、優しくっていつも一緒に居たがるし、面白い犬種だと思う。
大きくても、小さくても、怖そうでも、かわいくても犬は犬なんだなぁ〜。
本来は、どの子もとってもやさしい生き物なんだよね。
犬の表現で愛情をあらわそうとすると、嫌がられたり、なめていると勘違いされて怒られる。
そして、自分を表現できなくなってくる。ほんとは愛して欲しいのにね。
伝わらないもどかしさを抱えて暮らしている子も、たくさんいるんだろうなぁと思う。
じぶんが相手の立場に立ったとき、それがわかって来るのかもしれないね。

アクア  アメリカンドーベルマン  BLK&TN  ♀(避妊済) 体重25キロ
      2003年10月6日生まれ
好きなもの  耳の辺りをなでてもらうこと お友達ワンコと遊ぶ事 ファンヒーター
         毛布をチュパチュパすること  食べれるものは何でも  
嫌いなもの  子供 寒いところ 知らない人 旦那
アクアのこと
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