アカメ釣行

第2弾




前回、初めてアカメ(65cm 4kg)を釣って、大喜び。
釣具屋の社長にも報告に行って、喜んでもらいました。
しかし、しかし、サイズが気に入らん!もう少し、デカイのが釣りたい。
ここで、新たな目標が。。
メーターオーバー!!やっぱこれでしょう!!

最初は、アカメ 1年かけてでもがんばって釣るとか言ってたのが、あっけなく1匹釣っちゃったので、
目標変更デス。

ここで、またもや、前回のヒットルアー、レアのレイクアユを購入。
しかも、売り物じゃない展示品を無理言ってゲット。

6月30日から7月1日にかけて釣行。

2日くらい前から雨が降っていて、川は増水しているに違いない。
前回よりも、いいはず。

前回と同じポイントに着いたのが、ちょうど7月1日のAM12時くらい。

ポイントに着いてみると今日は2〜3台の車が。
内心、心穏やかでない。やっぱ、ポイントに人がいないほうが好きに釣れますもんね。
で、近寄ってみると、つり人の車ではなくて、投網を打ってる。
「何が取れるんですか?」と聞いてみるとアユ。たくさん取れてる。 
こ、これは!! ベイトフィッシュがたくさん。アユが落ちてる。チャ〜ンス!

前回、河口は水量が少なく蛇行していたが、今日は、水が多く真っ直ぐに海に流れ込んでる。
実際、川の水量、多少波のある海の感じ、今日はバツグンにいい感じ。

最初は、K−TEN14cmでキャストをはじめる。

本当は、やっぱり前回釣れたレアを使いたいところ。
でも、最初から大事なルアーは、使わないようにしてる。
ラインシステムが悪くてぶっ飛んでいくかもしれないし、初めてのポイントでは、根がかりの可能性もある。

で、、本当にぶっ飛んでいきました。K−TEN さようなら〜〜(T_T)

私、必ず、しばらくキャストすると時々は、メインラインとリーダーのノット部分をチェックしながら釣るようにしてます。
今回、リーダーが太いこともあり、キャスト時にガイドにノットがビチビチあたるのが気には、なっていました。
それが原因か、キャストした時にガイドに絡まって、ブチッと。

車に戻って、ラインシステムを組みなおす。ビミニは1回やり直し、フィッシャーマンズノットは1回でOK。
ルアーはもったいないけど、今、切れてラッキー。魚が掛かって切れたらたまらんですからね。

再度、釣りにもどって、やはりKーTEN14cmでキャスト開始。
さきほどよりは、ノットがガイドにあたる音が少ない感じ。

しばらくして、レアにチェンジ。前回釣った自信ルアーだ。
誰でも、信頼できる、お気に入りがあると思うがそのひとつ。

釣っていると、向こうから2人のアングラーが来てるのが見えました。

「あぁ、2人来てるな。」と思いながら巻いていると鈍い当たりが。

「きたっっっ」!!!

まだ、釣り始めて30分くらい、レアに替えて、3投目か4投目だ。

何が掛かったかと、思いながら巻くとグイグイ引くものの、それほどでもない。
これは、スズキか、80くらいのアカメかな、と思ってたらそいつは沖に向いて走り出した。

ドラグをうならせてラインが出る!!ギィァ〜〜〜〜〜〜と!!!。

こ、これはでかい。目標のメーターはあるかもっ!

もう、近くまで来ていたアングラーが引きを見て、「アカメやな」とぽつり。

川の流れを受けないように、少しずつ河口から離れる。

前回、固すぎると感じたドラグの設定よりは緩めてある。だが、緩くはない。
それを、どんどん引き出していく。
ロッドを支えるので、精一杯だ。

あまり出されては、沖合いに沈み根など、何があるかわからないと思い、少しずつドラグを締めていく。

相当出された所でとまってくれ、今度はポンピングでよせにかかる。

しかし、少し巻いてはラインを出される。

青物のような走り回ったり、スピードはないが、トルクのある、重い走りだ。

時々、ファイトが膠着する。相手も走れず、私の方も巻けない。
根に掛かったんじゃないかと思うほど動かない。綱引きをしているような感じだ。

やっと動き出すとまた、ラインを出していくが、ポンピングで思いっきりよせる。

半分ほど、寄せたところで、なんかリールに、ゴリゴリ感が?
大丈夫かいな?壊れるんちゃうやろな?ギヤかな?
壊れんなよぉ と思いつつファイトは続く。
思いっっっきり巻いてましたから。(^^;ゞ

相当、寄せたところで、波打ち際にぼんやりと魚体が見えてきた。

デ、デカイ!!

取り込みに備えてギャフを伸ばす。
正直な話、あんまりギャフは得意じゃない。
今までは、たいていリーダーを掴んでズリ上げてきた。
しかし、今回の魚はリーダー掴んでズリ上げるのはあまりに無理。

よせ波に乗せて、一気に浜に寄せる。

今までは、魚の動きに合わせて冷静にファイトしてきた。つもり・・・

が、そこまできた魚体を見て、あせってしまった。
はやく取りたい。

あせった私は、ロッドを右手、ギャフを左手で持ち、無理な体勢でギャフを打つ。

失っ敗〜〜〜。

恐れていたことが。ヤッパリ、失敗。
しかも、無理に打とうとしたもんだから、ギャフがラインに絡んだ。
おまけに、頭のヘッドライトにまでラインが絡んで、やばいっっっ!!!

絶体絶命!!

このときは、本当にやばかった。
これでバラしたら、泣くになけん。

このとき、ずっと見てくれてた高知のアングラーが、「ギャフ、打ちましょうか」。

天の声に聞こえました。

「お願いします!!」

ラッキーにも、ギャフに絡んだラインは、このときはずれ、ヘッドライトに絡んだラインも
頭を振ったりしているうちに外れてくれた。

よっしゃ〜〜。はずれた〜〜。

再度、ポンピングで思いっきり、浜に寄せる。

高知のアングラーが、あごに狙いを定めてギャフを打つ。
一発で成功!!砂に足を取られ転びながらも浜にズリ上げてくれた。
この方、なかなか冷静で、うまい。

やった〜!!
ついにやった!!
△□×○・・・・言葉にならないくらいうれしい。。

この後、あまりのうれしさのせいか魚を受け取った記憶がない。

もう一人のアングラーが、「写真をとりましょうか。」とうれしい言葉。

写真、綺麗に撮れてました。

今回、このアカメがつれたのは、本当にラッキーの連続でした。

釣具屋の社長のアドバイス。
ポイントの状況。
レアとの出会い。
高知のアングラーがいてくれたこと。

すべてが重なって、初めて取れた1匹でした。

ありがとうございました。
















使用タックル

ロッド   ウエダ CPS112
リール   ダイワ ソルティガブラスト4000
ライン   ザウルスブルート 20LB
リーダー シーガーエース 12号 (約50LB フロロカーボン)
ルアー  アロウズ レア レイクアユ
      スプリットリング 100LBに交換
      フック がまかつ トレブル16 #1に交換