小さいお子様に、「食べた後はきちんと歯みがきしなさい」と言うだけではなかなか自分でできません。
「おやつは絶対に食べたらダメ!」これもかわいそうですよね。
むし歯は自然に放っておいて治るものではありません。
これからは、むし歯にならないように日頃から予防することがとても重要です。
むし歯予防には、いくつかの方法があります。 |
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奥歯の噛む面には溝があり、乳歯や生えたばかりの永久歯はとくに
溝が深いためここに食べた物がたまりやすく、むし歯ができやすくなります。 |
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ここに、シールをしてやりむし歯になりにくくしてやるのが「シーラント」です。
歯を削ることがないので、痛みはありません。 |
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歯がフッ素をとりこむと歯質が強化されるため、むし歯になりにくくなります。フッ素は自然界にも存在しますが、なかなか取り込むのが難しいのですが、歯科医院では直接歯にフッ素を塗りこむことができます。
方法としては、綿にフッ素をしみこませ、歯に直接塗りこむ方法と、トレーにフッ素を流し込み、数分間歯をトレーにつけ込む方法です。
お子様の年齢にあった方法で行います。 |
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これを、2~3か月ごとに定期的に行うことでさらに虫歯になりにくい強い歯を作っていきましょう。 |
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フッ素濃度を調整した「フッ素洗口液」をお渡しします。
自宅で夜寝る前に歯みがきして、その後この洗口液を口に含み、ブクブクしてもらいます。そうすることでお口全体にフッ素をいきわたらせます。
自宅で気軽に毎日することで、高い予防効果が期待できます。 |
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