旧国道194号線(西条市→高知県本川村)
国道194号線の県境は、平成11年4月に開通した寒風山トンネルであり、5000メートルを超える長いトンネルを越えて県境をまたぐ。
だが、その一方でかつて国道であったものの、トンネルの開通により旧国道となった区間が今も存在する。100台通れば、95台は寒風山トンネルを通り、好奇心かドラテク向上目的に来る車だけが通るであろう静かなたたずまいを見せるこの道路を走ってみた。
西条市藤之石、寒風山トンネルの愛媛県側の手前に旧道への標識が掲げられている。旧道へはここをUターンしてアクセスする。
いきなりの登り坂での歓迎である。高度をぐんぐん上げながらくねくねとした道をひたすら走る。木々に囲まれた中を進む。全般的には暗いものの、時々光が差してまぶしく、しかもカーブが連続しているため非常に運転しにくい。交通量が少ないこともあってか、道の両脇には落葉も多かった。
上の写真のところから、15分くらい走ったところだろうか?今通ってきた道がこんなに眼下に見下ろせるとこまで来てしまっていた。ちなみに写真を撮っているところは人気がなく、すごい静かなところである。(ここまでに離合は数回経験している。)
そろそろ県境かなと思う頃、路上に駐車している車が何台かあったので、何だろうと思ってみてみると、目の前の山々や辺りの風景を写真に収めている人々や湧き水を自分のペットボトルに入れている人などが結構いた。
国道との分岐点から約30分くらいで県境の寒風山隧道に到着、狭道を扱ったページにはよく出てくる風景がすぐそこにあった。国道を走っているときにはあんなに遠くに見えた雪化粧した山もすぐそこまで迫っている。そう、ここの標高は1,110メートルにも達している。寒風山隧道は意外に広く、中での離合も出来そうだった、まあ対向車はなかったけど。
隧道を越えると高知県本川村である。高知県側も広場があり、こちらの方は瓶が森等への登山拠点として、車が何台か停まっていた。高知県側も相変わらず狭い道が続くものの愛媛県側に比べて落葉が少なかったり、道幅も若干ではあるが広いため、比較的プレッシャーを感じずに走行できた。
こうして寒風山隧道(県境)から約7キロ、食事・休憩、さらには宿泊も出来る「一の谷やかた」を通過後、国道194号線と合流した。西条市の分岐点から約50分の道のりである。ちなみに新寒風山トンネルであれば、この区間は約10分である。
(ちなみに)
※旧国道194号線の現在の所管については、標識を見る限り県道でもないようだったので、地元西条市と高知県本川村に確認しました。その結果、愛媛県区間(西条市)については、市道加茂24号線、高知県区間は村道一ノ谷寒風線としてそれぞれ所在地市町村道となっていることがわかりました。(ご回答いただいた西条市建設課、本川村企画振興課及び産業建設課の皆さん、ありがとうございました。)
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