アカラス(ニキビダニ、毛包虫)
| 先日出かけたときにチャッピーの下顎の毛が抜けて赤くなっているのを発見しました。 もしかしてと思って地元の病院へ行ったところ、アカラスと診断されました。 |
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| アカラスとは毛穴の中に寄生する外部寄生虫で、「毛包虫」、「デモデックス」、「ニキビダニ」 と呼ばれることもあります。 この外部寄生虫はほとんどの健康な犬の体に少数寄生しています(常在寄生)が、 この場合には皮膚炎を起こしません。 このアカラスが多数増殖寄生すると皮膚炎を起こしてしまいます。 アカラスが増殖する原因としては犬の免疫状態、遺伝的な体質、幼犬や高齢犬で体力の 低下している状態、甲状腺ホルモンが少なくなってしまっている状態(甲状腺機能低下症)や 副腎皮質ホルモンが過剰になってしまっているような状態(副腎皮質機能亢進症)があげられます。 また発情やストレスがきっかけとなってアカラス症を発症しまうこともあります。 アカラスは、治療が困難ですが感染することはありません。 しかし、時には安楽死を考えなければならないような、深刻なケースもあります。 地元の先生に「ステロイドの免疫抑制の結果ではないか?」と言われたので岡山の 下田先生に聞いてみました。 ((財)鳥取県動物臨床医学研究所に席をおいておりその中で血液関係の部門を任されている。) 「今の状態で薬を減らすということは血小板増多症の再発を起こす可能性があり、 命にかかわる危険な状態を誘うような事態になるやもしれません。 今の薬を投与しながらでもドラメクチンという薬を週に1度注射をすればアカラスの 治療は成功すると思われます。」 と言う返答をいただきました。 http://nichiju.lin.go.jp/mag/05608/06_7.htm この薬(ドラメクチン)は地元の先生も知らず、担当の製薬会社で調べていただきました。 その結果判ったのは、最初にオーストラリアの学会で発表されました。 元々は豚さんの薬(牛豚など家畜の寄生虫駆除薬)として使われているそうです。 まだ日本ではほとんど知られておらず、あんまり使われてはいないようですが チャッピー用に取り寄せていただきました。 現在は使用する量とか注意事項を調査中で、判り次第チャッピーに投与する予定です。 4月2日、半年ぶりに下田先生の病院へ行って来ました。 経過は順調ですが血小板の数が少なすぎる(薬が効きすぎ)ってことで薬の量が変わりました。 それからアカラスが耳にまで広がってきておりドラメクチンの注射をしていただきました。 前日からお腹の調子を崩していたのですが、帰ってからとうとうゲリッピーになってしまいました。 便に血が混じりだしたので地元の病院へ経過報告を兼ねて行き、下痢止めと抗生物質をいただく。 それからアカラスの治療はドラメクチンで行こうってことになりました。 地元の先生曰わく「この薬は四国の犬猫用獣医師ではうちが初めて購入した。」って。 しばらく週1で注射をして見ましょうとのこと。 4月29日 すでに4本の注射をしました。 見た目では完全に治癒してます。 禿げたところの毛も生えてきて全然分かりません。 明日5本目の注射をしてから様子を見ようと思っています。 それから寄生虫の駆除剤と言うだけあってお腹の調子をくずします。 下痢まで行きませんが、便が軟らかくなり回数も多くなります。 ビオフェルミンが役立ってます。 |